大問3 — 回転導体棒の起電力 と 半円形レール+コンデンサ・ばね回路

解法の指針

本問は 磁場中で回転する導体棒に生じる起電力(前半 (1)〜(4))と、その起電力でコンデンサを充電する RC・ばね・スイッチ切替回路(後半 (5)〜(7))を扱う電磁気の総合問題である。

全体を貫くポイント

設問(1) 点Pにおける自由電子のローレンツ力

直感的理解
導体棒OPが端Oを軸として角速度 \(\omega\) で 反時計回りに回転 しているので、距離 \(x\) にある電子の速さは \(v = \omega x\)。点P(\(x=\ell\))では \(v = \omega \ell\) で最も速い。
磁場 \(B\) は紙面表向き(読者向き)。電子は 負電荷 なので、ローレンツ力 \(\vec F = (-e)\,\vec v \times \vec B\) は 正電荷の場合と逆向き。反時計回りの円運動では、ある瞬間の点P の速度は接線方向(OP に垂直)。\(\vec v \times \vec B\) は OP に沿って外向き(O→P)になるが、電子は負電荷だから力は P→O の向き(中心向き)になる。

立式:点P (\(x = \ell\)) における電子の速さは、円運動の関係より:

$$ v = \omega \ell $$

ローレンツ力の大きさ:速度 \(\vec v\) と磁場 \(\vec B\) は直交(速度は紙面内、\(B\) は紙面に垂直)するので、力の大きさは:

$$ F = e v B = \boxed{\;eB\omega \ell\;} $$

力の向き:反時計回り回転のため、点P における速度の向きは「OP に垂直で接線方向」。仮に正電荷に \(\vec v \times \vec B\) を適用すると、O から外向き(O→P)になる。電子は 負電荷 なので向きは反転し、結局 P→O の向き(中心向き) となる。

答え:\( F = eB\omega \ell \)、向きは P→O の向き
補足:ローレンツ力の向きを誤らない手順

① 速度ベクトル \(\vec v\) の向きを確定(接線方向)。② \(\vec B\) の向きを確認(紙面表向き)。③ 右手で「\(\vec v \times \vec B\)」をつくり、正電荷ならその向き、負電荷なら逆向き。電子は負なので必ず反転を忘れない。フレミング左手を使うときも電子では 逆向き になる点に注意。

Point

回転する導体棒では 速さ \(v\) は中心からの距離 \(x\) に比例 する。これがローレンツ力 \(eB\omega x\) を半径方向に 線形に分布 させる原因で、(2)〜(4) の電場分布・電位分布の出発点になる。

設問(2) 点Xにおける電場の強さと向き

直感的理解
棒OP内の電子は最初 P→O 向きにローレンツ力を受け、O 端に集まろうとする。すると O 側が 負に帯電、P 側が正に帯電 し、棒内に O→P 向きの電場 \(E\) ができる。電場は電子を逆向き(P→O 向きから O→P 向き)に押し返し、静電気力とローレンツ力がつりあった状態で電子は静止する。この力のつりあいから、各点 \(x\) での電場の強さが決まる。

立式:距離 \(x\) の点における電子の速さは \(v = \omega x\)。電子に働くローレンツ力(P→O 向き)と静電気力(O→P 向き)のつりあい:

$$ \underbrace{eE}_{\text{静電気力}} \;=\; \underbrace{e v B}_{\text{ローレンツ力}} = e B \omega x $$

両辺を \(e\) で割って:

$$ \boxed{\;E = B\omega x\;} $$

電場の向き:電子(負電荷)に働く静電気力 \(F_E = eE\) が O→P 向き(ローレンツ力 P→O と逆向き)になる必要がある。負電荷に働く力は電場と 逆向き なので、電場 \(E\) は P→O の向き

答え:\( E = B\omega x \)、向きは P→O の向き
補足:電場が P→O 向きである物理的説明

ローレンツ力で電子が O 端に集まる結果、O 端は負、P 端は正 に帯電する。導体棒内部の静電場は 正電荷から負電荷に向かう ので、P→O 向きとなる。電子(負)はこの電場から逆向き(O→P)の力を受け、ちょうどローレンツ力と逆になる。これが 電池の起電力のミクロな起源 である。

Point

電場の強さが \(E = B\omega x\) と \(x\) に比例 するのは、ローレンツ力が \(x\) に比例することの直接の帰結。一様電場ではなく線形に増加する電場であることが、(3) のグラフの形(二次関数)を決める。

設問(3) 電位 \(\phi\) と \(x\) の関係グラフ

直感的理解
電場は P→O 向き(つまり \(x\) が増える方向と 向き)。電位は 電場とは逆向きに上がる ので、O から P に向かって 電位が上昇 する。さらに電場の大きさが \(E = B\omega x\) と \(x\) に 比例 するので、電位は \(x\) について 2乗で増加 する(積分結果)。よって O で \(\phi=0\) からスタートし 下に凸の上昇曲線 となる。

立式:電場と電位の関係 \(E = -\dfrac{d\phi}{dx}\) を用いる。ただし符号に注意する必要がある。

電場の向きは P→O 向き(\(x\) の正方向と逆向き)なので、電場の \(x\) 成分は \(E_x = -B\omega x\)。

$$ \dfrac{d\phi}{dx} = -E_x = B\omega x $$

O 端を基準(\(\phi(0)=0\))として両辺を \(x\) で積分:

$$ \phi(x) = \int_0^x B\omega x'\, dx' = \dfrac{1}{2} B\omega x^2 $$

つまり \(\phi\) は \(x\) について 2 次関数(下に凸の上昇曲線)で、O 端で \(\phi=0\)、P 端で \(\phi=\dfrac{1}{2}B\omega \ell^2\)。

答え:選択肢 (ウ)(O から始まり、下に凸で右上がりに増加する 2 次関数)
補足:高校範囲(積分なし)での解き方

「電場 \(E = B\omega x\) は \(x\) に比例して増加する」→ 単位電荷を O から P まで運ぶときの仕事は 三角形の面積(\(E\)-\(x\) グラフ下の面積)。三角形の面積 \(= \dfrac{1}{2} \cdot \ell \cdot B\omega \ell = \dfrac{1}{2}B\omega \ell^2\)。途中の点 \(x\) までの面積は \(\dfrac{1}{2} x \cdot B\omega x = \dfrac{1}{2}B\omega x^2\) で、これが電位 \(\phi(x)\)。面積法は積分が習っていない範囲でも自然な発想。

Point

選択肢を見るときの判断基準:① \(\phi(0) = 0\)(O が基準)→ (オ) 一定値の選択肢を消去。② 右上がり(\(\phi\) は P 側で大)→ 下降系 (カ)(キ)(ク) を消去。③ 下に凸(傾きが \(x\) に比例して増加)→ 線形 (イ) でも上に凸 (エ) でもなく (ウ)

設問(4) OP 間の電位差 \(\phi_0\)

直感的理解
(3) の式 \(\phi(x) = \dfrac{1}{2}B\omega x^2\) に \(x = \ell\) を代入すれば OP 端での電位差 が出る。これは 回転導体棒の起電力 の有名公式である:\(\phi_0 = \dfrac{1}{2}B\omega \ell^2\)
「速さ \(v\) は半径 \(x\) に比例して 0 から最大 \(\omega \ell\) まで増える」 ので、平均速さは \(\dfrac{1}{2}\omega \ell\)。これに \(B\ell\) を掛けたものとも解釈できる。

立式:(3) の結果 \(\phi(x) = \dfrac{1}{2}B\omega x^2\) に \(x = \ell\) を代入:

$$ \phi_0 = \phi(\ell) - \phi(0) = \dfrac{1}{2}B\omega \ell^2 - 0 $$ $$ \boxed{\;\phi_0 = \dfrac{1}{2}B\omega \ell^2\;} $$
答え:\( \phi_0 = \dfrac{1}{2}B\omega \ell^2 \)
別解:磁束の時間変化(ファラデーの法則)から導く

棒OPが微小時間 \(dt\) で角度 \(d\theta = \omega\, dt\) だけ回転すると、棒が掃く扇形の面積は \(dA = \dfrac{1}{2}\ell^2 d\theta = \dfrac{1}{2}\ell^2 \omega\, dt\)。磁束の変化は \(d\Phi = B\, dA = \dfrac{1}{2}B \ell^2 \omega\, dt\)。誘導起電力(の大きさ)は \(\left|\dfrac{d\Phi}{dt}\right| = \dfrac{1}{2}B\omega \ell^2\)。ローレンツ力からの導出と完全一致

Point

「並進する棒」の起電力は \(BvL\)(速さ \(v\) 一定)、「回転する棒」の起電力は \(\dfrac{1}{2}B\omega \ell^2\)「\(\dfrac{1}{2}\) 倍」の出所は速さが半径方向で 0 から \(\omega \ell\) まで線形分布する 三角形の面積 による。

設問(5) コンデンサ充電状態でのばねの伸び(穴埋め (あ)〜(え))

直感的理解
定常状態では、回転棒の起電力 \(V\) がコンデンサに直接かかり、極板間電圧も \(V\)。極板1 は ばねで吊られた可動極板 で、コンデンサ間の引力(極板2 から受ける引力)と ばねの弾性力がつりあう
重要なのは 「極板1 が極板2 から受ける引力」を計算するとき、極板1 自身がつくる電場は除く こと。両極板の電場は同じ \(V/(2d)\) ずつ重ね合わさって極板間で \(V/d\) になっている。極板1 の電荷が感じるのは 極板2 がつくる電場のみ = \(V/(2d)\)。

(あ) コンデンサに蓄えられている電気量:定常状態では極板間電圧 = 起電力 \(V\)、容量 \(C\) なので:

$$ Q = CV \quad \Rightarrow \quad \boxed{\;(\text{あ}) = CV\;} $$

(い) 極板間の電場の強さ:平行板コンデンサーでは電場は一様で、\(E = V/d\):

$$ E = \dfrac{V}{d} \quad \Rightarrow \quad \boxed{\;(\text{い}) = \dfrac{V}{d}\;} $$

(う) は (い) のこと(極板間電場 \(V/d\))。

(え) 極板1 が電場から受ける静電気力の大きさ:「極板2 がつくる電場の強さは (う)の半分 = \(\dfrac{V}{2d}\)」と問題文が示唆している。極板1 の電荷 \(Q = CV\) はこの電場から力を受けるので:

$$ F = Q \cdot \dfrac{V}{2d} = CV \cdot \dfrac{V}{2d} = \dfrac{CV^2}{2d} $$ $$ \boxed{\;(\text{え}) = \dfrac{CV^2}{2d}\;} $$

(お) ばねの自然長からの伸び \(x_0\):極板1 にはたらく力のつりあい(引力 \(F\) ↔ ばねの弾性力 \(k x_0\))から:

$$ k x_0 = \dfrac{CV^2}{2d} \quad \Rightarrow \quad x_0 = \dfrac{CV^2}{2dk} $$ $$ \boxed{\;(\text{お}) = \dfrac{CV^2}{2dk}\;} $$
答え:
補足:なぜ「自分の電場」を引くのか

1 枚の帯電平面が単独でつくる電場の強さは、ガウスの法則より \(E_1 = \sigma/(2\varepsilon_0)\)(両側に対称に出る)。極板1(電荷面密度 \(+\sigma\))と極板2(\(-\sigma\))が向き合うと、極板間では電場が 同じ向きに重ね合わせ されて \(\sigma/\varepsilon_0 = V/d\)。一方、極板1 の電荷は 自分自身がつくる電場 \(\sigma/(2\varepsilon_0)\) からは力を受けない(自分の電場で自分を引っ張れない、ニュートン第3法則)。だから 極板2 がつくる \(V/(2d)\) のみが極板1 に作用 する。

別解:エネルギー法による \(x_0\) の導出

定電圧 \(V\) で保たれる場合、極板間隔 \(d\) は実際には \(d - x_0\) と狭くなり、容量は \(C' = C \cdot d/(d-x_0)\) になる。電源 + ばねの全エネルギー \(U(x) = \dfrac{1}{2}kx^2 - \dfrac{1}{2}C'V^2 + (\text{電源仕事})\) を最小化する条件 \(dU/dx = 0\) から \(kx_0 = \dfrac{1}{2}\varepsilon_0 A V^2/(d-x_0)^2 \approx \dfrac{1}{2}CV^2/d\)(\(x_0 \ll d\) のとき)。同じ結果が得られる。

Point

平行板コンデンサで 「極板にはたらく引力 = \(\dfrac{Q^2}{2\varepsilon_0 A} = \dfrac{1}{2}QE_{\text{ext}} = \dfrac{CV^2}{2d}\)」。\(QE\) と書いてしまうと 2 倍になる誤答。\(\dfrac{1}{2}\) を忘れない。

設問(6) スイッチ S を Y 側に切り替えた直後の電流

直感的理解
棒OPが レール 1, 2 の中点 G, H を超えると、回転は続いていても 棒の先端の進む向きが反対側 になる。これにより、レール経由で見ると 起電力の極性が反転 する。S を Y 側に接続したことで、コンデンサにかかる電圧の向きも反転する向きに回路がつながる。
切替直後はコンデンサの電圧 \(V\)(元のまま、まだ放電していない)と新しい起電力 \(V\)(極性反転)が 同じ方向に直列 になり、抵抗には 合計 \(2V\) がかかる。よって直後の電流は \(I_0 = 2V/R\)。

立式:切替直後、コンデンサにはまだ \(+CV\) の電荷が残っており、両端の電圧は \(V\)。一方、棒OPがG, Hを越えたことで 起電力の極性が反転。S を Y 側に接続することで、起電力 \(V\)(新極性)と コンデンサ電圧 \(V\) が 同方向 に直列で抵抗 \(R\) にかかる:

$$ V_{\text{回路}} = V_{\text{起電力}} + V_{\text{コンデンサ}} = V + V = 2V $$

オームの法則より、直後の電流は:

$$ I_0 = \dfrac{V_{\text{回路}}}{R} = \dfrac{2V}{R} $$
答え:\( I_0 = \dfrac{2V}{R} \)
補足:なぜG, Hを越えると起電力の極性が反転するか

棒OPの「O 側」は常に固定(円の中心)、「P 側」は半円弧上を反時計回りに動く。G, H が半円の中点(直径の延長上の対称な点)。回転が 半周進む と棒の先端 P は元の真反対の位置へ移る。磁場 B は紙面表向きで一定だが、棒の各点の速度ベクトルは すべて反対向き になる。よってローレンツ力が反転し、O→P と P→O の電位の高低が 入れ替わる(電池の +/- が反対に見える)。

別解:キルヒホッフの法則で確認

回路を一周してキルヒホッフの第二法則を立てる。元の極性で充電されたコンデンサ(電圧 \(V\))と、極性反転後の起電力(電圧 \(-(-V) = V\) を回路に逆向きに加える)。両方が同方向に積算されて \(2V\) → \(I_0 = 2V/R\)。「極性反転」が \(2V\) を生む鍵

Point

RC 回路の 過渡現象の初期電流「コンデンサの電圧は瞬時に変化しない」 という原則から決まる。スイッチの瞬間、コンデンサ電圧は元のまま、抵抗には全電圧(電源 + コンデンサ)がかかる。充電方向と電源方向が同じか逆かを必ず確認する。

設問(7) 抵抗で発生するジュール熱 \(J\)

直感的理解
最終的に電流が 0 になるのは、コンデンサが 新しい起電力と同じ \(V\) で再充電された時。ただし極性が反転しているので、蓄えた電荷の符号が逆転(\(+CV \to -CV\)、変化量 \(2CV\))。
エネルギー保存:電源がした仕事 = コンデンサのエネルギー変化 + ジュール熱。電源は \(2CV\) の電荷を \(V\) の電位差で運んだので仕事 \(W = 2CV \cdot V = 2CV^2\)。一方、コンデンサのエネルギー \(\dfrac{1}{2}CV^2\) は 電圧の絶対値が変わらない ので増減なし。よって すべて熱になる:\(J = 2CV^2\)

立式(エネルギー保存):切替後、最終的に電流が 0 になった時点で、コンデンサ電圧は新しい起電力と等しい \(V\)(ただし極性反転)。

① 移動した電荷量:初期 \(+CV\)(元の極性)→ 終了時 \(-CV\)(反転極性)なので、抵抗を通って流れた電荷は:

$$ \Delta Q = CV - (-CV) = 2CV $$

② 電源がした仕事:起電力 \(V\) の電源が電荷 \(2CV\) を運んだ仕事:

$$ W_{\text{源}} = V \cdot \Delta Q = V \cdot 2CV = 2CV^2 $$

③ コンデンサのエネルギー変化:初期も終了も電圧の 絶対値が \(V\) なので、蓄えるエネルギーは同じ:

$$ \Delta U_C = \dfrac{1}{2}C V^2 - \dfrac{1}{2}C V^2 = 0 $$

④ ジュール熱:エネルギー保存則より:

$$ J = W_{\text{源}} - \Delta U_C = 2CV^2 - 0 = 2CV^2 $$ $$ \boxed{\;J = 2CV^2\;} $$
答え:\( J = 2CV^2 \)
別解:電流の時間積分による直接計算

切替後の回路は RC 回路。電流は \(I(t) = \dfrac{2V}{R} e^{-t/\tau}\)(\(\tau = RC\))。ジュール熱は

$$ J = \int_0^\infty I^2 R\, dt = R \cdot \left(\dfrac{2V}{R}\right)^2 \int_0^\infty e^{-2t/\tau}\, dt = \dfrac{4V^2}{R} \cdot \dfrac{\tau}{2} = \dfrac{4V^2}{R} \cdot \dfrac{RC}{2} = 2CV^2 $$

エネルギー法と完全一致。初期電流の係数 2 が 2 乗で効いて 4 になり、最終的に係数 2 として残る

補足:通常の RC 充電(極性同方向)との比較

起電力の極性が 同方向 なら、放電後に \(0 \to V\) で充電して終了。電源仕事 \(W = CV \cdot V = CV^2\)、コンデンサエネルギー \(\dfrac{1}{2}CV^2\)、ジュール熱 \(J = CV^2 - \dfrac{1}{2}CV^2 = \dfrac{1}{2}CV^2\)。有名な「電源仕事の半分が熱、半分がコンデンサに蓄えられる」 結果。一方本問の 極性反転 ケースでは、コンデンサのエネルギーが行って戻るので 4 倍の熱(\(\dfrac{1}{2}CV^2 \to 2CV^2\))になる。

Point

充電・放電を伴うRC回路のジュール熱は 必ずエネルギー保存 で求める。\(J = W_{\text{源}} - \Delta U_C\) が万能式。本問のように 極性反転 の場合は移動電荷が 2CV(通常充電の 2 倍)になる点に注意。
結果のまとめ:通常充電 \(\Rightarrow J = \dfrac{1}{2}CV^2\)、極性反転 \(\Rightarrow J = 2CV^2\)(4 倍!)。