水平投射・自由落下・斜方投射を組み合わせ、2つの小球 A・B の衝突を反発係数を変えながら追う力学の総合問題です。前半は床との衝突(設問1〜2)、中盤は A・B どうしの衝突(設問3〜6)、後半は時間差をつけた衝突と相対運動(設問7〜9)を扱います。
立式(鉛直方向):投射点での鉛直方向の初速度は 0。落下時間 \(t_1\) は自由落下の式から決まります。
$$h = \frac{1}{2} g\, t_1^{2} \quad \Rightarrow \quad t_1 = \sqrt{\frac{2h}{g}}$$立式(水平方向):水平方向は速さ \(v\) の等速直線運動。落下時間 \(t_1\) の間に進む距離が \(x_A\) です。
$$x_A = v\, t_1$$代入・計算:\(t_1\) を代入します。
$$x_A = v\sqrt{\frac{2h}{g}}$$数値確認:\(v = 3.0\ \mathrm{m/s},\ h = 0.80\ \mathrm{m},\ g = 9.8\ \mathrm{m/s^2}\) のとき、\(t_1 = \sqrt{2\times0.80/9.8} = 0.404\ \mathrm{s}\)、\(x_A = 3.0\times0.404 \fallingdotseq 1.2\ \mathrm{m}\)。
落下時間は質量によらず(自由落下は質量に無関係)、初めて床に着くまで床との衝突は起きないので反発係数 \(e\) も無関係です。よって答えに \(m,\ e\) は現れません。「必要なものを用いて表せ」という問題文の意図どおり、使うのは \(v,\ h,\ g\) の3つだけです。
水平投射は「横=等速」「縦=自由落下」の2方向に分解。落下時間は鉛直方向だけで決まり、横向きの速さには無関係。
立式(鉛直方向の衝突):1回目に床へ達したときの鉛直方向の速さは \(v_y = g t_1 = \sqrt{2gh}\)。床はなめらかで水平速度は変わらず、はね返りで鉛直速度だけが \(e\) 倍になります。よってバウンド直後の鉛直方向の速さは \(e\sqrt{2gh}\)。
立式(バウンド区間の時間):はね返ってから次に床へ達するまでの時間 \(t_2\) は、鉛直投げ上げ→落下の往復時間です。
$$t_2 = \frac{2\,e\sqrt{2gh}}{g} = 2e\sqrt{\frac{2h}{g}} = 2e\,t_1$$水平移動距離:この間も水平方向は速さ \(v\) のまま進むので、バウンド中の横移動は
$$v\,t_2 = v\cdot 2e\,t_1 = 2e\,(v t_1) = 2e\,x_A$$結果:2回目の接地点は、1回目の接地点 \(x_A\) にこの横移動を加えた位置です。
$$x = x_A + 2e\,x_A = (1 + 2e)\,x_A$$数値確認:\(e = 0.6\) なら \(x = (1 + 1.2)x_A = 2.2\,x_A\)。\(x_A \fallingdotseq 1.2\ \mathrm{m}\) のとき約 \(2.7\ \mathrm{m}\)。
バウンドのたびに鉛直速度は \(e\) 倍になるので、\(k\) 回目のバウンドでの飛行時間は \(2e^{k}\,t_1\)。横移動は等比数列になり、\(n\) 回目に床へ着くときの \(x\) 座標は
$$x_n = x_A\Bigl(1 + 2e + 2e^2 + \cdots + 2e^{n-1}\Bigr) = x_A\left(1 + 2e\,\frac{1 - e^{\,n-1}}{1 - e}\right)$$です(\(0\lt e<1\))。設問(2)はこの \(n=2\) の場合に相当します。
なめらかな床では水平速度は不変、はね返りで変わるのは鉛直速度だけ。飛行時間は鉛直成分で決まり、横移動はその時間 × \(v\) で求める。
立式(鉛直方向は同一運動):A の鉛直方向初速度も B の鉛直方向初速度もともに 0 で、ともに高さ \(h\) から同時に落下を始めます。よって任意の時刻でA と B の高さは等しい。衝突するのは A の水平位置が \(x_B\) に達した瞬間です。
立式(衝突時刻):A の水平運動は速さ \(v\) の等速直線運動なので、衝突時刻 \(t_c\) は
$$v\,t_c = x_B \quad \Rightarrow \quad t_c = \frac{x_B}{v}$$条件:A が床に着く時刻は \(t_1 = \sqrt{2h/g}\)。これより前に衝突するには \(t_c < t_1\)、すなわち
$$\frac{x_B}{v} < \sqrt{\frac{2h}{g}}$$計算(\(v\) について解く):
$$v > x_B\sqrt{\frac{g}{2h}} = \sqrt{\frac{g\,x_B^{2}}{2h}}$$数値確認:\(x_B = 1.0\ \mathrm{m},\ h = 0.80\ \mathrm{m}\) なら、必要な \(v\) は \(1.0\times\sqrt{9.8/(2\times0.80)} = 1.0\times\sqrt{6.13} \fallingdotseq 2.5\ \mathrm{m/s}\) より大きいこと。
鉛直方向の初速度が両球とも 0 なので「高さは常に一致」。衝突の可否は水平方向だけで決まる:落下時間 \(\sqrt{2h/g}\) の間に \(x_B\) を稼げる速さかどうか。
衝突の性質:衝突時、A と B は同じ高さにあり、A は B へ真横(水平)から近づきます。鉛直方向の速度は2球で等しく、衝突の方向(水平)と直交するため変化しません。考えるのは水平方向の速度だけです。
立式(水平方向の運動量保存):衝突直前、A の水平速度 \(v\)、B の水平速度 \(0\)。衝突後をそれぞれ \(v_A',\ v_B'\) とすると、
$$m v + m\cdot 0 = m v_A' + m v_B' \quad \Rightarrow \quad v = v_A' + v_B'$$立式(反発係数 \(e=1\)):はね返り係数の定義より、
$$1 = \frac{v_B' - v_A'}{v - 0} \quad \Rightarrow \quad v_B' - v_A' = v$$連立して解く:2式を足すと \(2v_B' = 2v\)、引くと \(2v_A' = 0\)。
$$v_A' = 0, \qquad v_B' = v$$すなわち等質量の弾性衝突では水平速度を交換します。衝突後、A は水平速度 0(真下へ落下のみ)、B は水平速度 \(v\)。両球とも鉛直運動は変わらないので、同時刻 \(t_1=\sqrt{2h/g}\) に床へ着きます。
着地点:衝突は \(x = x_B\)、時刻 \(t_c=x_B/v\) で起きます。
A は衝突後に水平速度 0 なので、そのまま \(x_B\) の真下に落ちます。
$$x_A^{\text{着}} = x_B$$B は衝突後に水平速度 \(v\)。残り時間 \((t_1 - t_c)\) だけ進むので、
$$x_B^{\text{着}} = x_B + v\,(t_1 - t_c) = x_B + v t_1 - v t_c = x_B + x_A - x_B = x_A$$ここで \(v t_1 = x_A\)(設問1)、\(v t_c = x_B\) を用いました。
もし衝突がなければ、A は \(x_A\)、B は \(x_B\) に着地したはずです。弾性・等質量の衝突で水平速度を交換した結果、A は「B が持っていた水平速度(=0)」を、B は「A が持っていた水平速度(=\(v\))」を引き継ぎます。鉛直運動は両球とも不変で着地時刻は同じなので、結局水平方向の到達距離だけが入れ替わり、着地点が \(x_A \leftrightarrow x_B\) となります。
等質量の弾性衝突 ⇒ 速度交換。鉛直成分は衝突方向と直交し不変。だから「水平速度の交換 = 着地点の交換」になる。
立式(水平方向の運動量保存):衝突直前は A が水平速度 \(v\)、B が \(0\)。反発係数 0 では衝突後の水平速度が等しくなる(共通速度 \(V\))。質量はともに \(m\) なので、
$$m v + m\cdot 0 = (m + m)\,V \quad \Rightarrow \quad V = \frac{v}{2}$$立式(反発係数 \(e=0\) の確認):定義式 \(e = \dfrac{v_B' - v_A'}{v}\) で \(e=0\) なら \(v_A' = v_B'\)。これは共通速度の存在と一致します。鉛直方向の速度は2球で等しく衝突で不変なので、両球は同時刻 \(t_1\) に床へ着きます。
着地点:衝突後、A・B はともに水平速度 \(v/2\) で同じ高さを動きます。衝突は \(x=x_B\)、時刻 \(t_c=x_B/v\)。残り時間 \((t_1 - t_c)\) の横移動は
$$\frac{v}{2}\,(t_1 - t_c) = \frac{1}{2}\bigl(v t_1 - v t_c\bigr) = \frac{1}{2}(x_A - x_B)$$よって着地点は(A・B 共通で)
$$x = x_B + \frac{1}{2}(x_A - x_B) = \frac{x_A + x_B}{2}$$設問4(\(e=1\))では着地点が \(x_A\) と \(x_B\) に分かれ、設問5(\(e=0\))ではその中点 \(\frac{x_A+x_B}{2}\) に2球が重なって着地します。一般の \(0\le e\le1\) では、A の着地点が \(\frac{x_A+x_B}{2} - \frac{e}{2}(x_A-x_B)\)、B が \(\frac{x_A+x_B}{2} + \frac{e}{2}(x_A-x_B)\) となり、\(e\) が大きいほど2球の着地点が離れます。
完全非弾性 = 衝突後の相対速度 0 = 共通速度で動く。等質量なら共通速度は平均 \(v/2\)。鉛直運動は不変なので着地時刻も同じ。
立式:鉛直方向の速度は2球で等しく、衝突の前後で変化しません。よって失われるのは水平方向の運動エネルギーだけです。衝突直前の水平速度は A が \(v\)、B が \(0\)。
$$E_{\text{前}} = \frac{1}{2}m v^{2} + \frac{1}{2}m\cdot 0^{2} = \frac{1}{2}m v^{2}$$衝突後は2球がともに \(v/2\)(設問5)なので、
$$E_{\text{後}} = \frac{1}{2}m\!\left(\frac{v}{2}\right)^{2} + \frac{1}{2}m\!\left(\frac{v}{2}\right)^{2} = 2\times\frac{1}{2}m\cdot\frac{v^{2}}{4} = \frac{1}{4}m v^{2}$$計算(減少量):
$$\Delta E = E_{\text{前}} - E_{\text{後}} = \frac{1}{2}m v^{2} - \frac{1}{4}m v^{2} = \frac{1}{4}m v^{2}$$数値確認:\(m = 1.0\ \mathrm{kg},\ v = 3.0\ \mathrm{m/s}\) なら \(\Delta E = \frac{1}{4}\times1.0\times3.0^2 = 2.25\ \mathrm{J}\)。衝突前の水平 KE \(4.5\ \mathrm{J}\) のちょうど半分が失われます。
完全非弾性衝突で失われるエネルギーは、相対速度 \(v_{\text{rel}}\) と換算質量 \(\mu\) を使って \(\Delta E = \dfrac{1}{2}\mu\,v_{\text{rel}}^{2}\) と書けます。等質量なので \(\mu = \dfrac{m\cdot m}{m+m} = \dfrac{m}{2}\)、水平方向の相対速度は \(v_{\text{rel}} = v - 0 = v\) です。
$$\Delta E = \frac{1}{2}\cdot\frac{m}{2}\cdot v^{2} = \frac{1}{4}m v^{2}$$本文と一致します。
衝突で変わるのは衝突方向(水平)の速度だけ。鉛直 KE は不変なので、減少量は水平 KE の差で計算する。減ったエネルギーは熱・音・変形に変わる(消えてなくなるのではない)。
記号の準備:高さ \(h\) から自由落下して床に達するまでの片道時間を \(t_0 = \sqrt{2h/g}\) とおきます。A を投げてから水平に \(x_B\) だけ進むのにかかる時間を \(\tau = \dfrac{x_B}{v}\) とおきます。衝突は A が \(x=x_B\) に達した瞬間に起きるので、A は投射から時間 \(\tau\) 後に衝突します。
B の運動:B は \(t=0\) に静かに落下を始め、\(t_0\) 後に1回目のバウンド。床との反発係数が 1 なので毎回もとの高さ \(h\) まで戻り、以後 \(2t_0\) ごとに同じ動きを繰り返します。\(n\) 回目のバウンドが起きる時刻は
$$t_n = t_0 + (n-1)\cdot 2t_0 = (2n-1)\,t_0$$\(n\) 回目のバウンド直後、B は上向きの速さ \(\sqrt{2gh}=g t_0\) で打ち上げられ、バウンドからの経過時間 \(s\) に対する高さは \(y_B = g t_0\, s - \frac{1}{2}g s^{2}\)。
衝突条件(高さの一致):A は \(t=T\) に投げ出され、衝突までの飛行時間は \(\tau\) なので、衝突時の A の高さは \(h - \frac{1}{2}g\tau^{2}\)。これを B の高さに等しいとおくと(\(h=\frac12 g t_0^2\) を使い整理)、
$$g t_0\, s - \tfrac{1}{2}g s^{2} = h - \tfrac{1}{2}g\tau^{2}\;\Rightarrow\;(s - t_0)^{2} = \tau^{2}\;\Rightarrow\;s = t_0 \pm \tau$$B の山の頂点は \(s = t_0\)。よって \(s = t_0 - \tau\) なら上昇中(頂点の手前)、\(s = t_0 + \tau\) なら落下中(頂点の後)です。
発射時刻 \(T\):衝突時刻は \(t = t_n + s = T + \tau\) なので \(T = t_n + s - \tau = (2n-1)t_0 + s - \tau\)。
落下中(\(s = t_0 + \tau\)):
$$T = (2n-1)t_0 + (t_0 + \tau) - \tau = 2n\,t_0 = 2n\sqrt{\frac{2h}{g}}$$上昇中(\(s = t_0 - \tau\)):
$$T = (2n-1)t_0 + (t_0 - \tau) - \tau = 2n\,t_0 - 2\tau = 2n\sqrt{\frac{2h}{g}} - \frac{2x_B}{v}$$放物運動も自由落下も、軌道や時刻は質量に依存しません(重力加速度は質量によらず \(g\))。衝突自体はまだ起きる「前」のタイミングを問うているので、質量 \(m\) は不要。使うのは \(n,\ x_B,\ h,\ v,\ g\) です。
また、設問(3)の条件 \(v > x_B\sqrt{g/(2h)}\)、すなわち \(\tau < t_0\) が成り立つので、上昇中の \(T = 2n t_0 - 2\tau\) は \(n\ge1\) で必ず正になります。
床と \(e=1\) の B は \(2t_0\) 周期の繰り返し運動。高さの一致式から \((s-t_0)^2=\tau^2\) という対称な形が出て、頂点 \(s=t_0\) を境に上昇/落下の2解に分かれる。
立式(水平方向で衝突時刻):A の水平方向の速さは \(V\cos\theta\)(一定)、B は真下に落ちるので水平には動きません。衝突は A が \(x=x_B\) に達する瞬間です。
$$V\cos\theta\cdot t_c = x_B \quad \Rightarrow \quad t_c = \frac{x_B}{V\cos\theta}$$立式(鉛直方向で高さの一致):衝突時刻 \(t_c\) における A と B の高さが等しいとします。A は初速の鉛直成分 \(V\sin\theta\) で打ち上げられ、B は静かに落下するので、
$$\underbrace{h + V\sin\theta\, t_c - \tfrac{1}{2}g t_c^{2}}_{\text{A の高さ}} = \underbrace{H - \tfrac{1}{2}g t_c^{2}}_{\text{B の高さ}}$$計算:両辺の \(-\frac{1}{2}g t_c^{2}\)(自由落下分)が打ち消し合います。これが「両球が同じだけ落ちる」ことの数式表現です。
$$H = h + V\sin\theta\, t_c$$\(t_c = \dfrac{x_B}{V\cos\theta}\) を代入すると \(V\) が約分され、
$$H = h + V\sin\theta\cdot\frac{x_B}{V\cos\theta} = h + x_B\,\frac{\sin\theta}{\cos\theta}$$ $$H = h + x_B\tan\theta$$数値確認:\(h = 0.50\ \mathrm{m},\ x_B = 1.0\ \mathrm{m},\ \theta = 36^\circ\) なら \(H = 0.50 + 1.0\times\tan36^\circ \fallingdotseq 0.50 + 0.73 = 1.2\ \mathrm{m}\)。
A の初速の向き(角度 \(\theta\))の延長線は、点 \((0,h)\) から傾き \(\tan\theta\) で伸び、\(x=x_B\) では高さ \(h + x_B\tan\theta\) を通ります。これがちょうど B の初期高さ \(H\) に一致します。つまり「A の初速ベクトルを B の最初の位置にぴったり向ける」と必ず衝突するのがこの問題の正体です。重力は両球を同じだけ引き下げるので、「重力がなければ衝突する向き」に投げれば、重力があっても衝突します。\(V\) の大きさは(設問3の条件を満たす限り)結果に影響しません。
2球は同じ \(g\) で落ちるので、高さの式の自由落下項が相殺。残った「初速の鉛直成分による上昇分」が高さの差を決め、\(V\) は約分されて \(H = h + x_B\tan\theta\) という簡潔な形になる。
立式(相対加速度):床から見た A の速度を \(\vec{v}_A\)、B の速度を \(\vec{v}_B\) とすると、B から見た A の相対速度は \(\vec{v}_{A/B} = \vec{v}_A - \vec{v}_B\)。両球とも重力加速度 \(\vec{g}\)(下向き)だけを受けるので、相対加速度は
$$\vec{a}_{A/B} = \vec{a}_A - \vec{a}_B = \vec{g} - \vec{g} = \vec{0}$$相対加速度が 0 ⇒ B から見た A は等速直線運動に見えます。
向きの決定(初速の相対速度):投射の瞬間、A の速度は \((V\cos\theta,\ V\sin\theta)\)(右上向き、水平から角 \(\theta\))、B は静かに落とされるので速度 \((0,\ 0)\)。よって相対速度は
$$\vec{v}_{A/B} = (V\cos\theta,\ V\sin\theta)$$これは水平方向と角 \(\theta\) をなす右上向きのベクトルで、衝突まで一定です。
初期位置と向き:投射の瞬間、A は B より左(\(0 < x_B\))かつ下(\(h < H\))にいます。よって B 中心の座標で見ると A は第3象限(左下)から出発し、原点 O(B)に向かって、X 軸の負側と角 \(\theta\) をなす直線に沿って近づきます。実線で表すと、左下から右上の O へ伸びるまっすぐな線分で、その傾きの角が \(\theta\)。これは選択肢(ウ)に一致します。
相対加速度が 0 である以上、相対運動の軌跡は必ず直線です。曲がっている選択肢(ア)(イ)(カ)は、相対運動に「見かけの加速度」が残っていることを意味し、誤り。また、A は B の左下から近づくので、軌跡は左下(第3象限)に伸びていなければなりません。右下・右上から来る図(エ・オ・キ・ク)は初期位置の象限が合いません。さらに直線の傾きの角は、相対速度の向きそのものなので \(\theta\)。これらをすべて満たすのが(ウ)です。
同じ \(g\) で運動する2物体の相対運動は加速度ゼロ=等速直線。向きは「初期の相対速度」で決まり、ここでは A の初速方向(角 \(\theta\))。これがモンキーハンティングが必ず当たる理由でもある。