力を見つける手順:まず重力(常に存在)、次に接触面ごとの力を列挙します。
力のつりあい条件:静止している物体では、はたらく力の合力が 0 です。
$$ \sum \vec{F} = \vec{0} \quad \Longleftrightarrow \quad \sum F_x = 0 \text{ かつ } \sum F_y = 0 $$(1) 水平面上の物体:物体にはたらく力は重力 $mg$(下向き)と垂直抗力 $N$(上向き)の2力です。
鉛直方向のつりあい:
$$ N - mg = 0 \quad \Longrightarrow \quad N = mg $$(2) 糸でつるされた小球:重力 $mg$(下向き)と張力 $T$(上向き)の2力がつりあいます。
$$ T = mg $$(3) なめらかな斜面上:重力 $mg$ を斜面に垂直な成分と平行な成分に分解します。
斜面に垂直な方向のつりあい:
$$ N = mg\cos\theta $$斜面に平行な方向では垂直抗力は成分を持たないため、この物体はなめらかな斜面を滑り始めます(静止は不可能です)。
(5) 投げ上げの最高点:空中にあるので接触力はなく、はたらく力は重力 $mg$(下向き)のみです。速度がゼロでも力はゼロではありません。
$$ F = mg \quad (\text{鉛直下向き}) $$(6) あらい斜面:重力の斜面方向成分が摩擦力とつりあい、垂直方向成分が垂直抗力とつりあいます。
斜面に垂直:
$$ N = mg\cos\theta $$斜面に平行(物体が斜面上で静止している場合):
$$ f = mg\sin\theta $$非接触力:
接触力:接触面ごとに以下をチェック
よくある間違い:投げ上げの最高点で「速度が 0 だから力も 0」と考えるのは誤り。最高点でも重力 \(mg\) は下向きにはたらいています。
力を見つける手順:(1) 重力は常にある → (2) 接触物ごとに力を考える(面→N+f、糸→T、ばね→F)。空中なら重力のみ。
たとえば質量 \(m = 3.0\) kg の物体に \(F = 6.0\) N の力を加えた場合:
$$a = \frac{F}{m} = \frac{6.0}{3.0} = 2.0 \text{ m/s}^2$$ $$t = 5.0 \text{ s 後の速度:} v = at = 2.0 \times 5.0 = 10 \text{ m/s}$$