なめらかな水平面上で、質量 $M = 60$ kg の大人が質量 $m = 30$ kg の子供を押す。子供の加速度は $a_{\text{child}} = 0.25$ m/s$^2$。
(1) 大人が子供を押している力の大きさ $F$:
子供の運動方程式 $F = m \cdot a_{\text{child}}$ に数値を代入:
$$F = 30 \times 0.25 = 7.5 \text{ N}$$(2) 大人の加速度の大きさ:
作用反作用の法則より、子供が大人を押す力も $F = 7.5$ N(逆向き)。大人の運動方程式:
$$M \cdot a_{\text{adult}} = F$$ $$a_{\text{adult}} = \frac{F}{M} = \frac{7.5}{60} = 0.125 \fallingdotseq 0.13 \text{ m/s}^2$$子供の加速度 $0.25$ m/s$^2$ の約半分。質量が2倍なので加速度は半分になる。
作用反作用の法則:AがBを力 $F$ で押すと、BはAを同じ大きさの力 $F$ で逆向きに押す。しかし加速度は $a = F/m$ なので、質量が違えば加速度も異なる。
計算結果の単位が正しいか確認する習慣をつけましょう。速度なら [m/s]、加速度なら [m/s²] になるはずです。数式の両辺で単位が一致するか(次元解析)を確認すると、立式ミスを防げます。