設定:質量 $m = 10\;\text{kg}$、重力加速度 $g = 9.8\;\text{m/s}^2$、張力 $T = 148\;\text{N}$。鉛直上向きを正とする。
立式:物体にはたらく力は、上向きの張力 $T$ と下向きの重力 $mg$。上向きを正として運動方程式は:
$$ma = T - mg$$計算:$a$ について解いて数値を代入します($m = 10$ kg、$T = 148$ N、$g = 9.8$ m/s$^2$)。
$$a = \frac{T - mg}{m} = \frac{148 - 10 \times 9.8}{10} = \frac{148 - 98}{10} = \frac{50}{10} = 5.0\;\text{m/s}^2$$運動方程式 $ma = F$(合力)。正の向きを決め、力の符号に注意して立式する。
設定:鉛直下向きを正とし、加速度 $a = 2.0\;\text{m/s}^2$(下向き)。
立式:下向きを正として運動方程式を立てると:
$$ma = mg - T$$計算:$T$ について解いて数値を代入します($m = 10$ kg、$a = 2.0$ m/s$^2$)。
$$T = mg - ma = m(g - a) = 10 \times (9.8 - 2.0) = 10 \times 7.8 = 78\;\text{N}$$加速度の向きに合わせて正の向きを設定すると立式しやすい。下向き加速なら $ma = mg - T$。
設定:等速($v = 4.0\;\text{m/s}$)で上昇 → 加速度 $a = 0$。
立式:$a = 0$ なので力がつりあっている:
$$T - mg = 0 \quad \Rightarrow \quad T = mg$$計算:
$$T = mg = 10 \times 9.8 = 98\;\text{N}$$等速運動 → $a = 0$ → 合力 = 0。速さがいくらであっても、等速なら力はつりあっている。速さの数値に惑わされない!
計算結果の単位が正しいか確認する習慣をつけましょう。速度なら [m/s]、加速度なら [m/s²] になるはずです。数式の両辺で単位が一致するか(次元解析)を確認すると、立式ミスを防げます。