力の整理:
D点まわりの力のモーメントのつりあい:
反時計回りを正として(D から各力までの距離に注意):
$R_C$ は D の左 0.40 m、板の重力は D の左 0.20 m、おもりは D の左 0.30 m に作用:
$$R_C \times 0.40 = 12 \times 0.20 + 24 \times 0.30$$ $$R_C \times 0.40 = 2.4 + 7.2 = 9.6$$ $$R_C = \frac{9.6}{0.40} = 24 \text{ N}$$鉛直方向の力のつりあい:
$$R_C + R_D = 12 + 24 = 36 \text{ N}$$ $$R_D = 36 - 24 = 12 \text{ N}$$2つの支点がある問題では、一方の支点まわりのモーメントのつりあいを立てると、もう一方の支点の抗力が直接求まる。
おもりがAから $x$ [m] の位置にあるとします。D点まわりのモーメントのつりあいより:
$$R_C \times 0.40 = 12 \times 0.20 + 24 \times (0.60 - x)$$板がひっくり返る直前は $R_C = 0$:
$$0 = 2.4 + 24(0.60 - x)$$ $$24(0.60 - x) = -2.4$$ $$0.60 - x = -0.10$$ $$x = 0.70 \text{ m}$$つまり、おもりがAから0.70m(=Dから右に0.10m)の位置まで行くと板がひっくり返ります。
支柱は板を「持ち上げる」ことしかできません(引っ張れない)。したがって $R_C \geq 0$ です。
$R_C = 0$ は「板が支柱Cから離れる瞬間」を意味し、それ以降は板がD点を支点にして回転(ひっくり返る)します。
板がひっくり返る条件は、反対側の支点の抗力が0になる瞬間。支柱は「押す」だけで「引く」ことはできないため、抗力が負にはなれない。