設定:円軌道の半径 \(r = R + R = 2R\)。万有引力 = 向心力より:
\(GM = gR^2\) を使うと:
軌道半径 \(r\) の円軌道での速さは \(v = \sqrt{GM/r}\)。\(GM = gR^2\) の置き換えを確実にマスターすること。
周期の求め方: \(T = 2\pi r / v\) または \(T = 2\pi\sqrt{r^3/(GM)}\)。どちらでも同じ結果になることを確認すること。
設問(3) エネルギー保存則:点A(OA = 2R, 速さ \(v_1\))と点B(OB = 6R, 速さ \(v_2\))で:
設問(4) \(v_2\) を \(v_1\) で表す:面積速度一定(ケプラーの第二法則)より:
設問(5) \(v_1\) と \(v_2\) を求める:エネルギー保存則に \(v_2 = v_1/3\) を代入:
だ円軌道の問題は面積速度一定と力学的エネルギー保存の連立で解く。近地点と遠地点では速度が軌道接線方向なので計算しやすい。
だ円の半長軸:
ケプラーの第三法則:円軌道(半径 \(2R\)、周期 \(T_0\))とだ円軌道(半長軸 \(4R\)、周期 \(T\))で:
等速円運動の加速度は常に中心を向き、大きさは $a = \frac{v^2}{r} = r\omega^2$ です。速度の大きさは変わりませんが、方向が変わり続けるため加速度が存在します。
ケプラーの第三法則 \(T^2/a^3 = \text{一定}\) は、だ円軌道では \(a\) = 半長軸を使う。半長軸は近地点距離と遠地点距離の平均。
上で導いた結果に具体的な数値を代入し、計算の流れを確認します。
近地点 \(r_1 = 7.0\times 10^6\) m, 遠地点 \(r_2 = 1.4\times 10^7\) m とする。面積速度一定 (ケプラー第2):
$$v_1 r_1 = v_2 r_2 \;\Rightarrow\; \frac{v_1}{v_2} = \frac{r_2}{r_1} = 2.0$$半長軸 \(a = (r_1+r_2)/2 = 1.05\times 10^7\) m:
$$\frac{v_1^2}{2} - \frac{GM}{r_1} = -\frac{GM}{2a}$$ $$v_1 \fallingdotseq 9.2\times 10^3 \text{ m/s}$$記号の式に具体的な数値を代入することで、オーダー (桁) と単位を同時に検算できる。入試でも概数での検算は有効。