水面上に 7.0 cm 離れた2点 A, B が同位相で振幅の等しい波長 2.8 cm の波を出している。
(1) 垂直二等分線上の点:
垂直二等分線上の任意の点 P では、A, B からの距離が等しいため:
$$|l_A - l_B| = 0 = 0 \cdot \lambda$$同位相の波源で経路差が \(m\lambda\)(\(m = 0\))なので強めあう(腹線上の点)。
(2) 節線の本数:
同位相の波源からの波が弱めあう条件(節線の条件):
$$|l_A - l_B| = \left(m + \frac{1}{2}\right)\lambda \quad (m = 0, 1, 2, \ldots)$$各 \(m\) に対して経路差を計算します(\(\lambda = 2.8\) cm):
$$m = 0:\quad |l_A - l_B| = \frac{1}{2} \times 2.8 = 1.4 \text{ cm}$$ $$m = 1:\quad |l_A - l_B| = \frac{3}{2} \times 2.8 = 4.2 \text{ cm}$$ $$m = 2:\quad |l_A - l_B| = \frac{5}{2} \times 2.8 = 7.0 \text{ cm}$$経路差の最大値は波源間距離 \(d = 7.0\) cm です。\(m = 2\) のとき経路差が \(d\) とちょうど等しく、これは A, B の延長線上に相当するため節線としては現れません。
したがって \(m = 0, 1\) の 2 組で、それぞれ左右対称に 2 本ずつ → 合計 4 本。
(3) 線分 AB 上の弱めあいの点:
線分 AB 上の点 P では \(l_A + l_B = d = 7.0\) cm が成り立ちます。弱めあう条件と連立すると:
$$\begin{cases} l_A + l_B = 7.0 \\ |l_A - l_B| = 1.4 \text{ または } 4.2 \end{cases}$$各経路差に対し、線分上に A 寄りと B 寄りの 2 点ずつ存在するため、合計 4 か所。
(5) \(d = 5.6\) cm のとき:
節線の条件 \((m + 1/2)\lambda \le d\) を確認します:
$$\left(m + \frac{1}{2}\right) \times 2.8 \le 5.6 \quad \Rightarrow \quad m + \frac{1}{2} \le 2 \quad \Rightarrow \quad m \le 1.5$$\(m = 0, 1\) の 2 組で節線は 4 本。腹線の条件 \(|l_A - l_B| = m\lambda\) では \(m = 0, 1, 2\) が可能なので腹は 5 か所です。
線分 AB 上の腹(強めあい)の数 = 節(弱めあい)の数 + 1(一般に)。
腹の条件 \(|l_A - l_B| = m\lambda\):
合計 5 か所の腹があります。
垂直二等分線上は常に経路差 0 → 強めあい。節線の本数は \((m+1/2)\lambda \le d\) を満たす \(m\) の数の 2 倍。線分 AB 上の腹・節の数は条件を 1 つずつ確認する。