基本問題329 光の反射

光の反射の法則

直感的理解
光が平面鏡に当たると、入射角と反射角は常に等しくなります(反射の法則)。鏡に対して浅い角度で光を当てると、光はほぼ水平方向に反射します。スライダーで入射角を変えて確認しましょう。

設定:光が平面鏡に入射角 $\theta_1$ で当たる。反射の法則を確認する。

反射の法則:

$$\theta_1 = \theta_2$$

入射角 $\theta_1$ と反射角 $\theta_2$ はともに法線(鏡面に垂直な線)から測ります。入射光線・反射光線・法線は同一平面上にあります。

平面に対する角度が与えられた場合:鏡面と光線のなす角が $\alpha$ なら、入射角は

$$\theta_1 = 90° - \alpha$$

例えば、光が鏡面と $30°$ の角度で当たる場合:

$$\theta_1 = 90° - 30° = 60°$$

反射の法則より $\theta_2 = \theta_1 = 60°$ となり、反射光も鏡面と $30°$ の角度で出ていきます。

光速の計算(確認):入射角 $30°$、反射角 $30°$ のとき、光は $v = 2.0$ m/s(実験条件によるスケール速度)で等速直線運動します。

答え:
反射の法則より、入射角 $= $ 反射角(法線基準)。鏡面となす角 $\alpha$ が与えられた場合、入射角 $\theta = 90° - \alpha$。
補足:乱反射と鏡面反射

凸凹のある面では、各点での法線の向きがバラバラなので光が四方八方に反射します(乱反射)。しかし微視的に見ると、各点では反射の法則が成り立っています。

Point

入射角・反射角は法線から測る。鏡面からの角度ではない。「面から30°」と言われたら入射角は60°。反射の法則 $\theta_1 = \theta_2$ は全ての反射で成り立つ基本法則。