虹の生成メカニズム:
白色光が水滴に入ると、次の3つの過程を経ます:
分散:水の屈折率は波長によって異なり(分散)、紫の光ほど屈折率が大きい。
このため出射角が色ごとに異なり、虹の七色が分離して見えます。
虹の見える角度:
通常見える虹(主虹)は水滴内で1回反射したもの。2回反射すると副虹(2次の虹)が主虹の外側に、色の順番が逆(赤が内側)で現れます。副虹は暗いため見えにくいことが多いです。
光の分散:屈折率が波長に依存する現象。紫の光ほど屈折率が大きく、赤の光ほど小さい。プリズムによるスペクトル分離も同じ原理。
この問題で使う主な公式:
$$v = f\lambda \quad \text{(波の基本式)}$$ $$y = A\sin 2\pi\left(\frac{t}{T} - \frac{x}{\lambda}\right) \quad \text{(正弦波の式)}$$ $$f' = \frac{V \pm v_o}{V \mp v_s} f \quad \text{(ドップラー効果)}$$この問題の物理量に具体的な数値を当てはめて確認してみましょう。
たとえば振動数 \(f = 440\) Hz の音波(音速 \(V = 340\) m/s)の場合:
$$\lambda = \frac{V}{f} = \frac{340}{440} \fallingdotseq 0.77 \text{ m}$$ $$\text{周期: } T = \frac{1}{f} = \frac{1}{440} \fallingdotseq 2.3 \times 10^{-3} \text{ s}$$ $$\text{波源が } v_s = 20 \text{ m/s で近づくときの観測振動数: } f' = \frac{340}{340 - 20} \times 440 \fallingdotseq 468 \text{ Hz}$$波の速さ・振動数・波長の関係 \(v = f\lambda\) は全ての波動現象で成り立ちます。