糸の長さを $l$、鉛直からの角度を $\theta$ とすると、AB 間の距離は $r = 2l\sin\theta$。
力のつりあいから:
これがクーロン力 $F = k\dfrac{q^2}{r^2}$ に等しい。
帯電した小球のつりあいでは、$F = mg\tan\theta$ が基本。$\theta$ をパラメータとして各量を表すとスッキリする。
OA = OB = $l$ より、各電荷がOにつくる電場の大きさ:
対称性から水平成分は打ち消し合い、鉛直成分(下向き)が残ります:
向きは鉛直下向き。
対称配置では対称軸方向の成分のみが残る。電場の重ね合わせで対称性を活用しよう。
電位はスカラー量なので、向きを考えずに足し合わせます:
電位はスカラー → 単純加算。電場はベクトル → ベクトル合成。この違いを意識する。
設問(4) 張力:
鉛直方向のつりあいから:
$F = mg\tan\theta$、$F = k\dfrac{q^2}{(2l\sin\theta)^2}$ を使うと:
設問(5) 質量:
力を列挙する際は、①重力 ②垂直抗力 ③張力 ④摩擦力 ⑤弾性力 の順に確認し、接触力と遠隔力を分けて図示すると見落としを防げます。
帯電小球のつりあい問題は3力の図→水平・鉛直分解が定石。$\theta$ が与えられたらすべて $\theta$ で表現できる。
\(B = 0.40\) T の磁場中を速さ \(v = 5.0\) m/s で移動する長さ \(l = 0.30\) m の導体棒:
$$\mathcal{E} = Blv = 0.40 \times 0.30 \times 5.0 = 0.60 \text{ V}$$ $$R = 3.0 \text{ Ω のとき } I = \frac{\mathcal{E}}{R} = \frac{0.60}{3.0} = 0.20 \text{ A}$$ $$F = BIl = 0.40 \times 0.20 \times 0.30 = 0.024 \text{ N}$$