$t = 0$ の瞬間:$C_1, C_2$ は無電荷 → 電圧 $0$ → 短絡(導線)と同じ
$R_1$ と $R_2$ の並列:$\dfrac{R_1 R_2}{R_1 + R_2} = \dfrac{200 \times 300}{500} = 120\;\Omega$
$R_3$ と直列の全抵抗:$120 + 100 = 220\;\Omega$
コンデンサーが無電荷のとき(直後)は短絡(導線)、十分時間後は開放(断線)として扱う。
定常状態:電流 $I = 0$ → $R_1, R_2, R_3$ での電圧降下ゼロ
$C_1, C_2$ の両端にはそれぞれ $E = 12\;\text{V}$ がかかる:
$K_2$ を閉じる前の定常状態(設問(2)の結果):
電流ゼロ → すべての抵抗の電圧降下ゼロ
$C_1$ 上極板の電位 = $E = 12\;\text{V}$($R_1$ を通じて)
$C_2$ 上極板の電位 = $E = 12\;\text{V}$($R_2$ を通じて)
$C_1, C_2$ 下極板の電位 = $0\;\text{V}$($R_3$ を通じて)
$K_2$ の両端(M, N)は定常状態で等電位なので、$K_2$ を閉じても電荷の再分配は起こらず、$C_1, C_2$ の電荷は変化しません。
もしK₂の両端に電位差があれば、K₂を閉じた瞬間に過渡電流が流れ、新たな定常状態に達するまで電荷が移動します。最終状態では再び電流ゼロとなり、各コンデンサーの電圧は回路方程式から決まります。
この問題では対称性(両方の上極板が同電位、両方の下極板が同電位)のため、電荷移動が起こらないという点が重要です。
スイッチを閉じる前に、そのスイッチの両端の電位を確認する。等電位なら閉じても何も変わらない。電位差があれば過渡現象が起こり電荷が再分配される。