棒が速さ $v_0$ で斜面を下るとき、磁束の変化に寄与する速度成分は $v_0\cos\theta$ なので、誘導起電力は:
$$V = v_0 Bl\cos\theta$$回路の抵抗が $R$ なので電流は:
$$I = \frac{V}{R} = \frac{v_0 Bl\cos\theta}{R}$$棒に働く力の斜面方向のつり合い(重力の斜面成分 = 電磁ブレーキ力の斜面成分):
$$mg\sin\theta = BIl\cos\theta = \frac{v_0 B^2 l^2 \cos^2\theta}{R}$$終端速度で等速なので、重力の仕事率がすべてジュール熱に変換:
$$Q = I^2 R = \frac{v_0^2 B^2 l^2 \cos^2\theta}{R} = mg v_0 \sin\theta$$ジュール熱は棒の重力による位置エネルギーから供給されます。終端速度では運動エネルギーが一定なので、重力がする仕事がすべてジュール熱に変わります。
(1)〜(4) の結果は $B$ の向きによらず変わりません。$\cos\theta$ の因子は同じで、誘導電流の向きが逆になるだけです。
磁場が鉛直上向きで斜面が角 $\theta$ の場合、回路の面積変化に寄与するのは棒の水平方向の移動成分 $v\cos\theta$ です。
もし磁場が斜面に垂直であれば、$V = vBl$($\cos\theta$ なし)になります。磁場の方向と面積変化の方向の関係を常に意識しましょう。
磁場が斜面に垂直でないとき、起電力は $V = vBl\cos\theta$(磁場と面積変化の射影)。終端速度は $mg\sin\theta = \dfrac{v_0 B^2 l^2 \cos^2\theta}{R}$ から求める。
\(q = 3.0 \times 10^{-6}\) C の点電荷から \(r = 0.30\) m の位置:
$$E = k\frac{q}{r^2} = 9.0 \times 10^9 \times \frac{3.0 \times 10^{-6}}{0.09} = 3.0 \times 10^5 \text{ N/C}$$ $$V = k\frac{q}{r} = 9.0 \times 10^9 \times \frac{3.0 \times 10^{-6}}{0.30} = 9.0 \times 10^4 \text{ V}$$