図のエネルギーの移り変わりについて、各矢印に対応するエネルギーの種類を答えます。
例えば:
火力発電:化学エネルギー → 熱エネルギー → 運動エネルギー → 電気エネルギー
太陽電池:光エネルギー → 電気エネルギー
原子力発電:核エネルギー → 熱エネルギー → 運動エネルギー → 電気エネルギー
具体的な計算例:火力発電で石炭1 kgの化学エネルギー(発熱量 $29$ MJ/kg)のうち、発電効率40%で電力に変換すると
$$E_\text{電気} = 29 \times 10^6 \times 0.40 = 1.16 \times 10^7 \text{ J} \fallingdotseq 3.2 \text{ kWh}$$仕事-エネルギー定理より、合力がした仕事は運動エネルギーの変化に等しい:
$$W_{\text{合}} = \Delta E_k = \frac{1}{2}mv^2 - \frac{1}{2}mv_0^2$$質量 $m = 2.0$ kg の物体を高さ $h = 5.0$ m から落下させたときの位置エネルギーは
$$U = mgh = 2.0 \times 9.8 \times 5.0 = 98 \text{ J}$$落下後の運動エネルギーは $K = U = 98$ J なので、速さは
$$v = \sqrt{\frac{2K}{m}} = \sqrt{\frac{2 \times 98}{2.0}} \fallingdotseq 9.9 \text{ m/s}$$電熱器で水 $M = 0.50$ kg を $\Delta T = 20$ K 温めるのに必要なエネルギーは(比熱 $c = 4.2 \times 10^3$ J/(kg·K))
$$Q = Mc\Delta T = 0.50 \times 4.2 \times 10^3 \times 20 = 4.2 \times 10^4 \text{ J}$$$100$ W の電熱器だと $t = Q/P = 420$ s $= 7$ 分必要です。
エネルギー保存則:あらゆる変換で全エネルギーの総和は不変。ただし有効に使えるエネルギーは減少する(エントロピー増大)。