設定:金沢駅→東京駅、走行距離 $4.5 \times 10^2$ km = 450 km、所要時間 2時間30分 = 2.5 h。
平均の速さは「総移動距離 ÷ 総所要時間」で求めます。まず時間を変換:
$$ t = 2\;\text{時間}\;30\;\text{分} = 2.5\;\text{h} $$公式に代入:
$$ \bar{v} = \frac{\text{総距離}}{\text{総時間}} = \frac{450}{2.5} = 180\;\text{km/h} $$平均の速さ $= \dfrac{\text{総移動距離}}{\text{総所要時間}}$。時間を分から時間に変換する(2時間30分 = 2.5時間)のを忘れないこと。
計算結果の単位が正しいか確認する習慣をつけましょう。速度なら [m/s]、加速度なら [m/s²] になるはずです。数式の両辺で単位が一致するか(次元解析)を確認すると、立式ミスを防げます。
ある人が前半 \(s_1 = 100\) km の道のりを \(v_1 = 50\) km/h で進み、後半 \(s_2 = 200\) km の道のりを \(v_2 = 100\) km/h で進んだとする。平均の速さは「総距離÷総時間」で求める。
各区間の所要時間:
$$ t_1 = \frac{s_1}{v_1} = \frac{100}{50} = 2.0 \text{ h},\quad t_2 = \frac{s_2}{v_2} = \frac{200}{100} = 2.0 \text{ h} $$総距離と総時間:
$$ s_{\text{total}} = s_1 + s_2 = 100 + 200 = 300 \text{ km},\quad t_{\text{total}} = t_1 + t_2 = 4.0 \text{ h} $$平均の速さ:
$$ \bar{v} = \frac{s_{\text{total}}}{t_{\text{total}}} = \frac{300}{4.0} = 75 \text{ km/h} $$注意:単純平均 \((50+100)/2 = 75\) km/h と一致するのはこの場合たまたま \(t_1 = t_2\) だから。距離が等しい場合は調和平均になり、結果が変わる。
距離が等しく \(s_1 = s_2 = 100\) km、\(v_1 = 50\), \(v_2 = 100\) km/h なら:
$$ \bar{v} = \frac{2 v_1 v_2}{v_1 + v_2} = \frac{2 \times 50 \times 100}{50 + 100} \fallingdotseq 66.7 \text{ km/h} $$