設定:x軸上を運動する物体のx-tグラフ(\(x = 0.4t^2\))。A, B, Cは曲線上の点。
0〜2.0秒の区間:
$$\bar{v}_{0 \to 2} = \frac{x(2.0) - x(0)}{2.0 - 0} = \frac{0.4 \times 2.0^2 - 0}{2.0} = \frac{1.6}{2.0} = 0.80\;\text{m/s}$$2.0〜4.0秒の区間:
$$\bar{v}_{2 \to 4} = \frac{x(4.0) - x(2.0)}{4.0 - 2.0} = \frac{6.4 - 1.6}{2.0} = \frac{4.8}{2.0} = 2.4\;\text{m/s}$$各点での接線の傾きを読み取ります。\(x = 0.4t^2\) なら \(v = \frac{dx}{dt} = 0.8t\) なので:
$$v(2.0) = 0.8 \times 2.0 = 1.6\;\text{m/s}$$ $$v(4.0) = 0.8 \times 4.0 = 3.2\;\text{m/s}$$加速している物体では、後半の区間ほど平均速度が大きく、瞬間速度も増加します。
接線の傾きを2点の読み取りから求める場合、例えば \(t = 2.0\) s の接線が点 \((1.0,\; 0)\) と \((3.0,\; 3.2)\) を通るなら:
$$v(2.0) = \frac{3.2 - 0}{3.0 - 1.0} = \frac{3.2}{2.0} = 1.6\;\text{m/s}$$グラフの目盛が粗い場合は読み取り誤差が含まれます。
平均の速さ vs 瞬間の速さ:2点間を結ぶ直線の傾き=平均の速さ。曲線上の1点の接線の傾き=瞬間の速さ。等加速度運動 \(x = \frac{1}{2}at^2\) では \(v = at\) で時間に比例して増加します。