問題105 波の反射

解説

直感的理解
自由端反射では壁の向こう側に「同じ形の鏡像」を想像し、固定端反射では「上下反転した鏡像」を想像します。合成波は壁の手前でこれらの重ね合わせになります。

Step 1:反射波の作図法

壁の向こう側に仮想的な波を考えます:

Step 2:t = 4.0 s での状態

入射波は \(v \times t = 1.0 \times 4.0 = 4.0\) cm 進んでいます。壁に到達した部分は反射して戻ってきます。合成波は入射波と反射波の各点の変位の和です。

答え:
(1) 自由端:壁で合成変位が最大。反射波は入射波と同位相。
(2) 固定端:壁で合成変位が 0。反射波は入射波と逆位相。
補足:反射波の作図手順
  1. 入射波がそのまま壁を通過したと仮想する
  2. 壁の位置で折り返す(自由端:そのまま/固定端:上下反転)
  3. 壁より手前の部分だけが反射波
  4. 入射波と反射波の各 \(x\) の変位を足して合成波

数値計算:振動数 \(f = 5.0\) Hz、波長 \(\lambda = 0.40\) m のとき:

$$v = f\lambda = 5.0 \times 0.40 = 2.0 \text{ m/s}$$ $$T = \frac{1}{f} = \frac{1}{5.0} = 0.20 \text{ s}$$
Point

反射波の作図:自由端は「壁で線対称」(位相変化なし)、固定端は「壁で点対称」(位相 \(\pi\) 変化)。合成波 = 入射波 + 反射波。

📐 公式のまとめ

この問題で使う主な公式:

$$v = f\lambda \quad \text{(波の基本式)}$$ $$y = A\sin 2\pi\left(\frac{t}{T} - \frac{x}{\lambda}\right) \quad \text{(正弦波の式)}$$ $$f' = \frac{V \pm v_o}{V \mp v_s} f \quad \text{(ドップラー効果)}$$