問題106 波の反射

解説

直感的理解
パルス波の反射も正弦波と同じ原理です。自由端ではそのまま、固定端では反転して戻ります。パルスが壁に「ぶつかっている最中」が特に面白く、合成波の形が刻々と変わります。

Step 1:入射波の位置

\(t = 2.0\) s で入射波は \(v \times t = 1.0 \times 2.0 = 2.0\) cm 進みます。

Step 2:反射波の作図

壁の向こう側に仮想波を置き、壁で折り返します:

Step 3:合成波

入射波と反射波の各位置の変位を足し合わせて合成波を得ます。

数値計算:反射の性質:

$$\text{自由端:位相変化なし}$$ $$\text{固定端:位相 } \pi \text{ 変化(逆位相)}$$ $$\text{反射波の振幅 = 入射波(エネルギー保存)}$$
答え:
(1) 自由端:壁付近で合成波の変位が大きくなる
(2) 固定端:壁の位置で合成波の変位が常に 0
補足:自由端と固定端

自由端:そのまま返る。固定端:反転。定在波はこの重ね合わせ。

Point

パルス波の反射も、自由端反射(位相変化なし)と固定端反射(位相 \(\pi\) 反転)の原則は正弦波と同じ。合成波 = 入射波 + 反射波の重ね合わせ。