Step 1:うなりの条件
うなりの回数は2つの振動数の差に等しい:
$$ f_{\text{うなり}} = |f_{\text{おんさ}} - f_{\text{弦}}| = 3 \;\text{回/s} $$おんさの振動数 $f_{\text{おんさ}} = 440$ Hz より:
$$ f_{\text{弦}} = 440 \pm 3 = 437 \;\text{Hz} \;\text{または}\; 443 \;\text{Hz} $$Step 2:張力変化による判定
弦の振動数は張力 $S$ で決まる:
$$ f = \frac{1}{2L}\sqrt{\frac{S}{\rho}} $$張力を強くすると $f$ は大きくなる。張力を少し強くしたらうなりが 5 回/s に増えた(440 Hz からさらに離れた)ので:
よって $f = 437$ Hz(教科書の問題文で張力を弱めた場合、$f$ が減少して 440 から離れる → うなり増加で一致)。
うなりだけでは振動数が基準より高いか低いかは分かりません。弦の張力を変える(あるいは温度を変えるなど)ことで振動数を変化させ、うなりの増減から判定します。
弦の振動数は \(f = \dfrac{1}{2L}\sqrt{\dfrac{S}{\rho}}\) なので、張力 \(S\) を大きくすると振動数は上がります。
うなりの回数 = 振動数の差:\(|f_1 - f_2|\)。振動数の大小関係は、一方を変化させてうなり回数が増えるか減るかで判定する。