教科書(物理) 類題7:直線上の運動量保存(合体)

解法

直感的理解
2つの物体がくっつく「完全非弾性衝突」では、衝突後に同じ速度で動きます。B の運動量(\(2.8 \times 2.0 = 5.6\) の負の向き)が A の運動量(\(1.2 \times 3.0 = 3.6\) の正の向き)を上回るため、合体後は B の元の進行方向(負の向き)に動きます。

A の進む向きを正にとります。

衝突後、A と B は一体(合体)となるので速度を \(v'\) とすると:

\(v' < 0\) なので、一体となった後は負の向き(B が元々進んでいた方向)に動きます。

答え
一体となった後の速度 \(v' = -0.50\) m/s(負の向き = B が進んでいた方向)
💡 補足:相対速度の考え方

観測者の立場を変えると、速度の見え方が変わります。これを相対速度といいます。

式の整理:

$$ 2.8 \times 2.0 = 5.6 $$ $$ 1.2 \times 3.0 = 3.6 $$ $$ v' = -0.50 $$
Point

合体(完全非弾性衝突)では \((m_A + m_B)v'\) と書ける。\(v'\) の符号でどちら向きに動くかが決まる。元々運動量が大きい方の向きに動く。