コンデンサーの合成容量は抵抗の合成とは逆の公式になります。並列では容量の和、直列では逆数の和です。スライダーで \(C_1\) と \(C_2\) を変えて、並列・直列の合成容量がどう変わるか確かめましょう。
並列接続:
並列では電圧が共通、電荷量は各コンデンサーの合計です。
$$ C = C_1 + C_2 + \cdots + C_n $$直列接続:
直列では電荷量が共通、電圧は各コンデンサーの合計です。
$$ \frac{1}{C} = \frac{1}{C_1} + \frac{1}{C_2} + \cdots + \frac{1}{C_n} $$数値計算の確認:電気素量 \(e = 1.6 \times 10^{-19}\) C の電子が電位差 100 V で加速されると、運動エネルギーは \(eV = 1.6 \times 10^{-19} \times 100 = 1.6 \times 10^{-17}\) J = 100 eV です。
並列:
$$ C_{\text{並列}} = 4.0 + 6.0 = 10 \text{ μF} $$直列:
$$ \frac{1}{C_{\text{直列}}} = \frac{1}{4.0} + \frac{1}{6.0} = \frac{3+2}{12} = \frac{5}{12} $$ $$ C_{\text{直列}} = \frac{12}{5} = 2.4 \text{ μF} $$抵抗は電流を流しにくくする「抵抗」で、直列にすると加算。コンデンサーは電荷を蓄える「容量」で、並列にすると極板面積が実質的に増えるため加算されます。
直列コンデンサーでは各極板の電荷が等しくなるため、電圧が分散して合成容量は小さくなります。
コンデンサーの合成は抵抗と逆!抵抗は直列で和、並列で逆数和。コンデンサーは並列で和、直列で逆数和です。スライダーで値を変えて直列は常に小さい方より小さくなることを確認しましょう。