電場は「正電荷が押される方向」を表す矢印です。正電荷は矢印の向きに押され、負電荷は矢印と逆向きに引っ張られます。川の流れに例えると、正電荷は流れに乗り、負電荷は流れに逆らうイメージです。
電場中の電荷に働く力の大きさは、電荷の絶対値と電場の強さの積で求められます:
$$ F = |q| \cdot E $$力の向きは、正電荷は電場と同じ向き、負電荷は電場と逆向きです。
(1) 正電荷 \(q = +2.0 \times 10^{-8}\) C の場合
$$F = qE = 2.0 \times 10^{-8} \times 1.2 \times 10^{4} = 2.4 \times 10^{-4} \text{ N}$$正電荷は電場と同じ向きに力を受けるので、右向きです。
(2) 負電荷 \(q = -3.0 \times 10^{-8}\) C の場合
$$F = |q|E = 3.0 \times 10^{-8} \times 1.2 \times 10^{4} = 3.6 \times 10^{-4} \text{ N}$$負電荷は電場と逆向きに力を受けるので、左向きです。
\(\vec{F} = q\vec{E}\) をベクトルで考えると、符号が自然に向きを決めます。
力の大きさを求めるときは \(F = |q|E\) と絶対値を取り、向きは電荷の符号で別途判断するのが確実です。
正電荷は電場の向きに、負電荷は電場と逆向きに力を受ける。力の大きさは \(F = |q|E\) で求める。電場の定義「単位正電荷あたりの力」を思い出せば、正電荷が電場方向に押されるのは当然と分かる。負電荷はその逆。