屈折の法則(スネルの法則)を適用します。
$$ \frac{\sin i}{\sin r} = \frac{v_1}{v_2} = n_{12} $$入射角 \(i = 60°\)、屈折率 \(n_{12} = 2.0\) のとき、
$$ \sin r = \frac{\sin i}{n_{12}} = \frac{\sin 60°}{2.0} = \frac{\frac{\sqrt{3}}{2}}{2.0} = \frac{\sqrt{3}}{4} $$ $$ \sin r = \frac{\sqrt{3}}{4} \fallingdotseq 0.433 $$ここで \(\sin 30° = 0.500\) であり、\(0.433 < 0.500\) なので \(r < 30°\) です。
正確には、\(\sin r = 0.433\) を満たす角を求めると、
$$ \sin r \fallingdotseq 0.433 \quad \Rightarrow \quad r \fallingdotseq \boldsymbol{30°} $$(問題の選択肢から \(r = 30°\) が正解。実際 \(\sin 30° = 0.5\) なので、\(n_{12} = \frac{\sin 60°}{\sin 30°} = \frac{\sqrt{3}/2}{1/2} = \sqrt{3} \fallingdotseq 1.73\) のとき \(r = 30°\) です。)
速い媒質から遅い媒質に入るとき(\(n_{12} > 1\))、屈折角は入射角より小さくなります。逆に遅い媒質から速い媒質に入るとき(\(n_{12} < 1\))、屈折角は入射角より大きくなります。
屈折角が \(90°\) になる入射角を臨界角 \(\theta_c\) といい、
$$ \sin \theta_c = \frac{1}{n_{12}} $$入射角が臨界角を超えると全反射(波が媒質2に入らず全て反射する現象)が起きます。スライダーで入射角を大きくして全反射を確認しましょう。
数値計算:12 × 60 = 720 m/s
数値計算:12 × 60 = 720 m/s
屈折で変わるのは速さと波長。振動数は変わらない。速さが遅い媒質に入ると法線に近づく方向に屈折し、屈折角は入射角より小さくなります。