導体の電流-電圧特性を表すのが I-V グラフです。
オーム性抵抗(金属導体など):
$$ I = \frac{V}{R} \quad \Longrightarrow \quad \text{原点を通る直線、傾き} = \frac{1}{R} $$同じ太さのニクロム線で長さが異なる場合、長い方が抵抗が大きい(傾きが小さい=電流が流れにくい)。
例:I-V グラフで \(V = 6.0\,\text{V}\) のとき \(I = 1.2\,\text{A}\) が読み取れた。
$$ R = \frac{V}{I} = \frac{6.0}{1.2} = 5.0\,\Omega $$別の導体で \(V = 6.0\,\text{V}\) のとき \(I = 0.60\,\text{A}\) なら
$$ R = \frac{6.0}{0.60} = 10\,\Omega $$2本目の方が傾きが小さく、抵抗が大きいことがグラフからもわかります。
白熱電球のフィラメント(タングステン)は温度が上がると抵抗が増加します。
そのためI-Vグラフは下に凸の曲線(高電圧側で傾きが減少)になります。
グラフ上の2点 \((V_1, I_1)\) と \((V_2, I_2)\) を読み取り:
$$ \text{傾き} = \frac{I_2 - I_1}{V_2 - V_1} = \frac{1}{R} $$例:\((2.0, 0.40)\) と \((8.0, 1.60)\) を読み取ると
$$ \frac{1}{R} = \frac{1.60 - 0.40}{8.0 - 2.0} = \frac{1.20}{6.0} = 0.20 \quad \Longrightarrow \quad R = 5.0\,\Omega $$数値計算:計算すると 5.0 を得る。
数値計算:計算すると 5.0 を得る。
I-V グラフで直線 → オーム性(抵抗一定)、曲線 → 非オーム性(抵抗が変化)。グラフの傾き \(= 1/R\) なので、傾きが大きいほど抵抗が小さい(電流が流れやすい)ことに注意しましょう。