3つのボタンで電流の形状(直線・円形・ソレノイド)を切り替えてください。それぞれの磁場パターンの違いを比較できます。電流スライダーで磁場の強さも変わります。
① 直線電流:導線を中心とした同心円状の磁場
$$ H = \frac{I}{2\pi r} $$② 円形電流:中心にコイル面に垂直な磁場
$$ H = \frac{I}{2a} \quad \text{(中心のみ,} a \text{ = 半径)} $$③ ソレノイド:内部に一様で軸方向の磁場
$$ H = nI \quad \text{(} n \text{ = 単位長さあたりの巻数)} $$ソレノイドの長さ \(L = 0.50\) m,巻数 \(N = 200\) 回,電流 \(I = 2.0\) A のとき
$$ n = \frac{N}{L} = \frac{200}{0.50} = 400 \text{ 回/m} $$ $$ H = nI = 400 \times 2.0 = 800 \text{ A/m} $$ $$ B = \mu_0 H = 4\pi \times 10^{-7} \times 800 \fallingdotseq 1.0 \times 10^{-3} \text{ T} = 1.0 \text{ mT} $$ソレノイドの磁場を強くする方法は3つあります。
鉄心を入れると透磁率 \(\mu\) が \(\mu_0\) の約 5000 倍になるので
$$ B = \mu H = 5000 \times \mu_0 \times 800 \fallingdotseq 5.0 \text{ T} $$(実際には飽和するため数 T 程度が限界)
数値計算:計算すると 400 回/m を得る。
数値計算:計算すると 400 回/m を得る。
電流の形状で磁場パターンが決まる:直線→同心円,円形→面に垂直,ソレノイド→軸方向一様。すべて右ねじ(右手)の法則で向きを判定。ソレノイドに鉄心を入れると電磁石になる。