30°の斜面上にある台車が、糸 → 定滑車 → 動滑車 → ばねの順でつながった系。動滑車を経由するため、ばねの伸びと台車の変位の関係が「2 倍」になり、「ばねの張力」は「糸の張力の半分」になる。この比率が混乱の元なので、図で確認しながら進めるのがコツ。
つり合い位置でのばねの伸び、糸の張力、単振動の振幅・周期、糸を切ったあとの最速到達条件。「動滑車での 2:1 関係」「斜面に沿った変位」「ばね定数の見かけ変換」の3点を押さえる。
動滑車があると「変位」と「力」が両方とも半分になる。だから見かけのばね定数は \(k/4\)(\(k \times \tfrac{1}{2} \times \tfrac{1}{2}\))。これは「ばね定数を直接代入して \(2\pi\sqrt{m/k}\)」とすると間違いの元。