傾斜したレールの上を導体棒が滑り落ちる電磁誘導の問題。鉛直上向きの磁場の中で、棒が動くと磁束が変化し、誘導起電力が生じます。電流が流れると磁場から力を受けて運動を妨げる向きに力が加わり、最終的に「重力(斜面成分)と磁力がつり合う終端速度」に達します。抵抗線を「微視的に電子の運動方程式」から扱うのが特徴。
誘導起電力、電子の速度、抵抗線の抵抗値、終端速度、エネルギー収支。「磁束変化=起電力」「電子の運動方程式」「終端速度はつり合い」の3つを押さえる。
磁場が「鉛直上向き」でレールが傾斜しているので、棒の運動方向と磁場のなす角が 90° ではない。誘導起電力には \(\cos\theta\) や \(\sin\theta\) の幾何因子が入るので、座標系を慎重に取ること。