💡 ヒント:五角形コイルの電磁誘導

📋 問題の状況を整理しよう

直感的理解

磁場領域に五角形コイル(正方形+直角二等辺三角形)が一定速度で入っていく問題。コイルの形が「ふつうの長方形ではない」ので、磁場領域内のコイル面積が時間とともに非線形に変化する区間がある。「磁束 = 磁場 × 領域内面積」を時間の関数として表すのが第一歩。

✏️ 求めるもの

磁束の時間変化、誘導起電力、外力、消費電力、ジュール熱、電流の最大値とグラフ。「区間ごとに磁束を式で書く → 時間微分で起電力 → オームの法則で電流」のフロー。

🔬 シミュレーションで体感

👀 観察のポイント

💡 考え方のヒント

🔧 使う道具
  1. 区間分け:(i) コイルが領域に入りつつある (ii) 正方形は中、三角形が入りつつある (iii) コイル全体が中にいる (iv) コイルが出ていく — の各区間で別々に処理
  2. 磁束を時間の関数で書く:例えば第1区間では \(S(t) = 2L \cdot vt\) → \(\Phi = 2BLvt\)
  3. 誘導起電力:\(V = d\Phi/dt\)。第1区間は一定、第2区間は時間に比例して増える(三角形の幅が広がる)
  4. 外力:コイルが一定速度で動くには「磁力 = 外力」の関係。\(F = BIl_{\text{有効}}\)
  5. ジュール熱:消費電力 \(P = VI\) を時間積分
注意

五角形コイルでは「有効長」が時間で変わる(三角形の縁の長さが時々刻々変化)。「\(V = Blv\)」を使うときの \(l\) は、磁場との境界で動いている辺の長さであることに注意。区間境界では起電力が不連続になる場合がある。