断面積 \(A\)・長さ \(L\) の細長い棒(密度が液体より小さい)を液体に浮かべると、垂直に立ったままある深さまで沈んでつり合います。沈んだ部分の体積が押しのけた液体に対応し、その重さが浮力。
ポイントは「沈んでいる部分の長さ \(x\) は \(\rho_{\text{物}}/\rho_{\text{液}}\) の割合」。例えば物体の密度が液体の 60 % なら、棒の長さの 60 % が沈んでいる、という関係。
(1) 棒のうち液体に沈んでいる部分の長さ \(x\)、(2) 沈んだ割合 \(x/L\)。アルキメデスの原理と力のつり合いを使います。
浮力の式に出てくる体積は「沈んでいる部分」の体積。棒の全体積(\(AL\))ではない!「物体の密度 \(\rho_{\text{物}}\)」と「液体の密度 \(\rho_0\)」を取り違えるミスも多い — どちらが上向きの浮力で、どちらが下向きの重力に対応しているかを意識しよう。