💡 ヒント:基本例題14 斜面上の運動

📋 問題の状況を整理しよう

直感的理解

なめらかな斜面を、ある初速で斜面上向きに打ち出された物体の運動。摩擦がないので、物体には重力垂直抗力の2つしか力がはたらかない。

イメージは「滑り台を逆走するボール」。重力の斜面方向成分が物体を減速し、最高点で一瞬止まり、再び滑り落ちる。減速も加速も同じ大きさ。

✏️ 求めるもの

(1) 上昇中・下降中の加速度(向きも込めて)。(2) 最高点 P までの距離 \(d\)

🔬 シミュレーションで体感

👀 観察のポイント

💡 考え方のヒント

🔧 使う道具
  1. 力の分解:重力 \(mg\) を斜面方向成分 \(mg\sin\theta\) と垂直成分 \(mg\cos\theta\) に分ける
  2. 斜面方向の運動方程式:摩擦なし+糸なしなので \(ma = -mg\sin\theta\)。\(a = -g\sin\theta\)
  3. (2) は時間を含まない式を使う:\(v^2 - v_0^2 = 2ad\) で \(v = 0\) と置いて \(d\) について解く
  4. 加速度の向きに注意:「斜面下向き」と答える。大きさだけだと不十分
注意

上昇と下降で加速度の向きが変わると勘違いしがち。なめらかな斜面では常に同じ向き(斜面下向き)に同じ大きさの加速度。摩擦がある場合は変わるが、ここでは「なめらか」なので一定。