底面が幅 \(b\)、高さ \(h\) の直方体を、傾斜角 \(\alpha\) の斜面の上に置いた問題。傾きを大きくしていくと、物体は低い側の下端 P を支点に倒れる恐れがある。
傾く境界条件は「重心を通る鉛直線が、底面の P の真上を通る瞬間」。これが幾何的に \(\tan\alpha = b/h\) の関係に対応します(底面幅 \(b\)、高さ \(h\) の場合)。
すべりも同時に起こり得る:「先に倒れるか、先にすべるか」が μ vs 形状比の競合で決まる。
傾かない(倒れない)ための傾斜角 α の条件。底面幅 \(b\)、高さ \(h\)、摩擦係数 μ が与えられる。
倒れる境界の式は底面幅と高さの比で決まる純粋な幾何条件。質量や摩擦係数には依存しない(倒れに関しては)。すべりの条件は摩擦係数だけで決まる。問題が「倒れる条件」を求めているのか「すべる条件」を求めているのか、丁寧に区別しよう。「倒れない」と「すべらない」の両方が必要なら、両方の不等式を満たす角度範囲を答える。