水平でなめらかな床の上で、物体に水平方向の力 \(F\) を加えて距離 \(s\) だけ動かす状況です。物体には水平の引力 \(F\)、重力 \(mg\)(鉛直下向き)、垂直抗力 \(N\)(鉛直上向き)の 3 つの力が働きます。
仕事は力の変位方向成分 × 変位。水平の \(F\) は変位と同じ向きなので正の仕事、重力と垂直抗力は変位と垂直なので仕事は 0 です。
(1) 引く力 \(F\) の仕事 \(W_F\)、(2) 重力の仕事 \(W_g\)、(3) 垂直抗力の仕事 \(W_N\)。
「重力は仕事をしている」と勘違いしがちですが、水平方向に動いている間は重力は仕事をしません(変位と垂直)。重力が仕事をするのは「物体の高さが変わる」とき(鉛直方向の動き)です。