振り子のおもりが弧を描いて動くとき、おもりにはたらく主な力は 糸の張力 と 重力 の2つです。糸の張力は常に「糸の方向(円の中心向き)」を向き、おもりの速度(円の接線方向)と垂直。一方、重力は鉛直下向きで、おもりが下に動くと正の仕事をします。
ポイントは「力と移動方向が垂直なら仕事はゼロ」「重力の仕事は高さの差で決まる(経路によらない)」という2つの原則です。
振り子のおもりが最高点 P から最下点 Q まで動いたときの、糸の張力がする仕事 \(W_1\) と 重力がする仕事 \(W_2\)。
「張力は大きいから仕事も大きいはず」と勘違いしないこと。仕事は力 × 変位の同方向成分で決まります。力がどれだけ大きくても、変位と垂直なら仕事はゼロです。