動いている弾丸が木片の中に食い込む。弾丸は減速、木片は加速。摩擦のような抵抗力 \(F\) が一定なら、運動量保存則と「力と距離 = 仕事 = エネルギー損失」の関係から、必要な打ちこみ深さを求めることができます。
イメージは「壁に粘土を投げて埋まる深さ」。最終的に弾丸と木片が同じ速さになったとき、そこから先は埋まらない。
(1) 一体になった瞬間の共通速度 \(V\)、(2) その瞬間までの所要時間 \(t\)、(3) 運動エネルギーの損失 と打ちこみ深さ \(d\)。
「打ちこみ深さ \(d\)」は地面に対する弾丸の移動距離ではない。木片の中での食い込み距離(相対変位)です。エネルギー損失の式 \(F d = \Delta K\) は、相対変位を使うと正しく成立します(地面に対する変位を使うと両側で別々の \(F \cdot s\) を計算する必要が出てややこしい)。