液体に浮かべた円柱(あるいは木片)を少しだけ押し下げて手を離すと、上下に振動します。沈んでいる部分の体積が増えると浮力が増して押し戻される。逆に上に出ると浮力が減って下がる。これがバネのような復元力になり、単振動が起きます。
イメージは「水中の浮きが波で上下に揺れる感じ」。沈んだ深さに比例した浮力差が復元力で、ばね定数の役割を液体の密度+断面積が果たします。
(1) 物体の質量 \(m\)、(2) 変位 \(x\) のときの合力 \(F\)、(3) 周期 \(T\)、(4) 最大速度 \(v_0\) などの単振動量。浮力の式と単振動の運動方程式を組み合わせて解析。
「ばね定数」に相当するのは \(K = \rho g S\)(密度 × 重力 × 断面積)。鉛直ばねと同じく、つりあい位置を中心に取れば重力は式から消えて、単振動になります。