2 つの物体が糸でつながれて、片方がばねに、もう片方が滑車を介してぶら下がっている、というような複合系。糸がたるまない限り 2 物体は同じ速さで動くので、2 物体を 1 つの系として扱い、合計質量・合計駆動力で運動方程式を立てるのが定石。
ただし糸の張力は 2 物体それぞれに別々にかかるので、張力を求めるには各物体の運動方程式を個別に書く。
(1) 系全体の周期と最大速度、(2) 位置の時間変化、(3) 糸の張力 \(S\)、(4) 糸がたるまない条件 \(d_{\max}\)。系で見るのと個別で見るのを使い分ける。
「系で見れば合計質量、個別で見れば張力」が原則。糸が「たるむ」と 2 物体が分離して別々に動くようになるので、張力ゼロの条件を境界として運動が変化する。引っ張る糸は \(S \ge 0\)(負の張力 = 押す力 はあり得ない)。