半径 \(2R\) の円軌道を回っていた衛星が、ある点Aで加速されてだ円軌道に変わります。Aがだ円の近地点、反対側のBが遠地点になります。だ円軌道の問題は「円軌道の速さ・周期」+「面積速度一定」+「力学的エネルギー保存」+「ケプラー第三法則」の組み合わせ。
イメージは「公園のメリーゴーランドにブースターをつける」。基本の円運動からポンと加速すると、軌道がふくらんでだ円になる。減速すれば反対側に近づくだ円になる。
(1) 円軌道(半径 \(2R\))の速さ \(v_0\)。(2) その周期 \(T_0\)。(3) だ円軌道の近地点速度 \(v_1\) と遠地点速度 \(v_2\)(OA=2R, OB=6R)。(4) だ円の周期 \(T\)。
だ円軌道の半長軸 \(a\) は近地点距離と遠地点距離の平均です。\(a = (r_1 + r_2)/2\)。地球はだ円の中心ではなく、焦点にあります。「焦点 = 中心天体」を間違えないように。ケプラー第三法則 \(T^2 \propto a^3\) は円軌道(\(a = r\))でもだ円軌道でも成り立つ統一則です。