万有引力の式 \(F = GMm/r^2\) を使うとき、\(G\) や \(M\) の数値を覚えていなくても、地表での重力加速度 \(g_0\) と地球の半径 \(R\) を知っていれば、\(GM = g_0 R^2\) という関係から計算できます。これは入試で絶対に使うテクニック。
イメージは「地表で \(g_0\) と \(R\) を測れば、地球の質量や万有引力定数の組み合わせ \(GM\) が一発で出る」。あとはどんな高さ \(r = R + h\) でも、\(g = GM/r^2 = g_0 R^2/r^2\) で計算できます。
(1) \(GM\) と \(g_0, R\) の関係。
(2) 高度 \(h\) での重力加速度 \(g'\)(\(GM\) を使わずに \(g_0, R, h\) で表す)。
(3) \(h = R\) のとき、質量 \(m\) の物体にはたらく重力 \(W\)。
「重力 \(W\)」と「重力加速度 \(g'\)」を混同しないこと。\(W = mg'\) で、\(W\) は力(N)、\(g'\) は加速度(m/s²)です。\(GM = g_0 R^2\) はこれ以降の問題でも繰り返し使うので、自分で導出できるようにしておきましょう。