月は地球のまわりを等速円運動しているとみなします。このとき、月にはたらく万有引力がちょうど向心力になっています。「外向きの遠心力」と「内向きの引力」が釣り合っている、と考えてもOK。この条件式から、月の質量を消去して地球の質量 \(M\) を求められます。
イメージは「ハンマー投げ」。ロープが万有引力、ハンマーが月。ロープの張力(引力)が円運動を維持する向心力になっているわけです。
(1) 地球の質量 \(M\) を、月の公転半径 \(r\)、周期 \(T\)、万有引力定数 \(G\) で表す。
(2) 地球が1回自転(周期 \(T_0\))する間に、月が公転する角度 \(\Delta\theta\)。
向心力の式は \(mv^2/r\) でも \(mr\omega^2\) でも \(mr(2\pi/T)^2\) でも同じです。問題で \(T\)(周期)が与えられているなら \(mr(2\pi/T)^2\) が使いやすい。\(M\) の式の指数は \(r^3, T^2\) の組み合わせ。これはケプラーの第三法則と同じ形(\(T^2 \propto r^3\))です。