静止衛星とは、地球から見て常に同じ位置に見える衛星。気象衛星「ひまわり」やテレビ放送衛星がこれです。地球と同じ周期(24時間)で公転すれば「止まって見える」わけです。周期 \(T\) が決まると、軌道半径 \(r\) と速さ \(v\) が一意に決まります。
イメージは「メリーゴーランドに乗って外を見ると、隣の馬は止まって見える」。同じ周期で回るものは互いに静止して見える、というのがミソ。地表に立っている人と静止衛星は同じ24時間で1回転しているので、互いに止まって見えます。
(1) 静止衛星の軌道半径 \(r\) を数値で求める。
(2) \(r/R\)(地球の半径の何倍か)。
(3) 衛星の速さ \(v\)。
周期は24時間 = 8.64×10⁴ s に変換すること(24 のまま使わない)。最終答えのオーダー(\(r \fallingdotseq 4.2 \times 10^4\) km、\(v \fallingdotseq 3.1\) km/s)は入試頻出なので覚えておくと検算に使えます。