地表から鉛直に打ち上げて、高さ \(h\) の円軌道に乗せる場合の最小打ち上げ速度 \(v_0\) を求めます。エネルギー保存則を「地表(\(r=R\))」と「軌道上(\(r=R+h\))」で立てれば、必要な \(v_0\) が計算できます。
イメージは「地表で運動エネルギーを与えて、軌道上で必要な速さに減速する」。打ち上げの際は位置エネルギーの増加と軌道速度(運動エネルギー)の獲得の両方を考える必要があります。
(1) 軌道半径 \(r = R+h\) の円軌道での速さ \(v\)。
(2) 軌道上の力学的エネルギー \(E_{\text{orbit}}\)。
(3) 地表から打ち上げるのに必要な最小速度 \(v_0\)。
地表の位置エネルギーは0ではなく \(-GMm/R\)(無限遠基準だから)。「地表 = 0」と思って \(\frac{1}{2}mv_0^2 = mgh\) と立てるのは 誤り(ただし \(h \ll R\) のときの近似としては OK)。今回は厳密に計算する必要があります。