だ円軌道では、地球に最も近い点(近地点)で速さが最大、最も遠い点(遠地点)で速さが最小になります。これはケプラーの第二法則(面積速度一定)の現れ。近地点・遠地点では速度が位置ベクトルに垂直になるので、角運動量保存則が \(r_1 v_1 = r_2 v_2\) のシンプルな形で使えます。
イメージは「投げ縄を振り回すとき、ロープを短く持つと早く回り、長くするとゆっくり回る」。距離 × 速さ = 一定、です。
(1) 近地点と遠地点での速さの関係(\(v_1\) と \(v_2\) を結びつける式)。
(2) 近地点の速さ \(v_1\) と遠地点の速さ \(v_2\) を、\(g, R, r_1, r_2\) で表す。
角運動量保存 \(r_1 v_1 = r_2 v_2\) は近地点と遠地点でだけこのシンプルな形で成り立ちます(ここで速度が位置ベクトルに垂直になるから)。途中の点では一般に \(r v \sin\theta\) を考える必要があります。「だ円軌道は2つの保存則(角運動量+エネルギー)で解く」のが定石。