滝の水が高さ \(h\) から落ちると、位置エネルギー \(mgh\) が滝壺での衝突で熱に変わります。水 \(m\) kg につき \(mgh\) の熱。これで水の温度が上がります:\(mgh = mc\Delta T\) → \(\Delta T = gh/c\)。
興味深いのは、質量 \(m\) が両辺で約分される こと。温度上昇は水の量に依存せず、落差だけで決まる。
例:高さ 100 m の滝で \(\Delta T \fallingdotseq 0.23\) K。ナイアガラでも 0.1 K 程度にしかならないが、理論的には計算可能。
滝壺で発生する熱量(毎秒)、水の温度上昇 \(\Delta T\)、または特定条件下の数値。小問により異なる。
\(c\) の単位は J/(kg·K) を使うと質量も kg でそろう。J/(g·K) を使う場合は質量を g に。「落差 \(h\) のみで \(\Delta T\) が決まる」という結果は、エネルギー保存の美しい帰結。現実には空気抵抗・蒸発等で実際の上昇は小さい。