球を高さ \(h\) から落とすと、位置エネルギー \(mgh\) が運動エネルギーに変わり、床との衝突で熱になります。\(N\) 回繰り返すと、蓄積された熱は \(N \times mgh\)。これが球自体の温度上昇に使われるのです。
これは「仕事が熱に変わる」というジュールの実験の基本。エネルギー保存の美しい例。
球の温度上昇 \(\Delta T\)〔K〕。質量 \(m\)、比熱 \(c\)、高さ \(h\)、落下回数 \(N\) が与えられる。発生した熱が全て温度上昇に使われる前提。
「発生した熱が全て球の温度上昇に使われる」という理想的な前提に注意。実際は床や空気に熱が逃げるが、問題ではこれを無視する場合が多い。また、比熱 \(c\) の単位(J/(g·K) か J/(kg·K))に応じて質量の単位も揃えること。