気体に熱 \(Q\) を加えると、そのエネルギーは (1) 内部エネルギー \(\Delta U\) の増加 と (2) 気体が外部にする仕事 \(W'\) に振り分けられます。これが熱力学第一法則 \(Q = \Delta U + W'\)(\(\Delta U = Q - W'\))。
定積(体積一定)なら \(W' = 0\) なので全部が内部エネルギーに。定圧(圧力一定)なら膨張して仕事をする分、内部エネルギーの増加は小さくなります。
気体の内部エネルギー変化 \(\Delta U\)〔J〕、気体がした仕事 \(W'\)、または加熱量 \(Q\)。3 つのうち 2 つが分かれば残りは計算できる。
熱力学第一法則には 2 つの書き方があり、高校物理では \(Q = \Delta U + W'\)(\(W'\) は気体が外にする仕事)が一般的。教科書や問題集で \(\Delta U = Q + W\)(\(W\) は外から気体にする仕事)という表記もある。どちらを使っているか符号の向きを必ず確認。