容器の中に温度 \(T\) の気体が入っています。軽い気体(水素など)と重い気体(酸素など)を比べたとき、分子 1 個あたりの平均運動エネルギーはどう違うのか、という問題です。
イメージは「同じ部屋の中でも、体重が軽い人は速く動き、重い人はゆっくり動く」。でも「動きの激しさ」(=運動エネルギー)は、実は同じ温度なら等しい、というのが気体分子運動論の重要な結論です。
同じ温度の異なる気体について、分子 1 個あたりの平均運動エネルギーがどう決まるかを表す式・記述を選びたい。「温度だけで決まる」のか「分子の質量にも依存する」のか、を見極めるのがポイント。
「速さ」と「運動エネルギー」を混同しないこと。軽い分子は速く動くが、運動エネルギー \(\tfrac12 m v^2\) は \(m\) と \(v^2\) の掛け算なので、両方を合わせると温度だけで決まる値になる。