2 つの容器にそれぞれ違う温度の気体を入れ、仕切りをはずして混ぜる、または接触させて熱平衡にする状況。全系の内部エネルギーの合計が保存されるのを使う典型題。
イメージは「熱湯と冷水を断熱鍋で混ぜる」。外との熱のやり取りがないので、両者の熱エネルギー合計は変化しない。
2 つの気体(または 2 つの部屋の気体)が熱平衡に達したあとの共通温度を求めたい。単原子理想気体なら \(U = \tfrac{3}{2} n R T\) の合計が保存。
「熱量保存」と見た目は似ているが、単原子理想気体では比熱を介さず直接 \(U = \tfrac{3}{2}nRT\) で書ける点が便利。モル数ではなく分子数 \(N\) で書きたければ \(U = \tfrac{3}{2} N k_{\mathrm{B}} T\)。