波が通過すると、媒質の各点は上下に振動しています。各点の速さの大きさと向きを知るには、少し後の波形(破線)を重ねればすぐわかります。破線が実線より上にある点は上向きに動いている、下にある点は下向き。
媒質の速さが最大になるのは変位が 0 の点、速さが 0 になるのは山頂・谷底。これは単振動の性質そのものです。
波形のグラフを見て、(1) 速さが最大の媒質の点の位置、(2) 速さが0の点、(3) 上向き・下向きの動きをしている点 を判別する。
「波の速さ \(v\)」は一定値(波が進む速さ)だが、「媒質の速さ」は位置と時刻によって変わる。変位が最大(山・谷)のときは媒質は瞬間的に静止していることを忘れずに。