波の \(y\)-\(x\) グラフは「ある瞬間の波の写真」です。実線(\(t=0\))と破線(少し後の波形)の 2 枚を比べると、波がどちらへどれだけ動いたかが読み取れます。この移動距離と経過時間から速さ \(v\) が求まり、1 波長分(山から山、谷から谷)の長さが波長 \(\lambda\) です。
周期 \(T\) は「波が 1 波長分進むのにかかる時間」なので \(T = \lambda / v\)、振動数 \(f\) はその逆数 \(f = 1/T\)。つまり写真 2 枚から、波のほぼすべての性質が分かる仕組みです。
(1) グラフから波長 \(\lambda\)・振幅 \(A\)・周期 \(T\)・速さ \(v\) を読み取る。 (2)(3) 決まった瞬間における媒質の動きの向きと速さが最大になる位置を判別する。
「波の速さ \(v\)」と「媒質の速さ」は別物。\(v\) は波形が進む速さ、媒質の速さは上下振動の速さ。媒質の最大速度は山頂と谷底の間(\(y=0\) の位置)で実現することを混同しないように。