カメラは凸レンズ1枚で物体の実像をフィルム(撮像素子)面に作る装置です。物体が遠ざかると、像はレンズに近づき、近づくとレンズから遠ざかる。だから「ピントを合わせる」とはレンズと撮像素子の距離を調整することなのです。
物体距離 \(a\)・像距離 \(b\)・焦点距離 \(f\) の3つは「レンズの公式」で結ばれており、どれか2つわかれば残りが決まります。
像距離 \(b\)、像の倍率(横倍率)、または物体距離が変わったときのピント移動量、撮影できる範囲。
カメラの問題では実像(倒立)を扱う。\(a > f\) なら必ず実像。\(a < f\) は虫眼鏡(虚像)の領域で、カメラには使えない。